「理事長室6億円改修」でボーナスゼロ!? 名門医大で看護師「大量退職」の鬱屈

 新型コロナウイルスに感染した患者を受け入れた東京女子医科大学病院の全職員の夏のボーナスが全額カットされていたことが明らかとなり、同病院の労働組合の調査によれば400名以上の看護師が退職の意思を示しているといい、ネット上でも病院側の待遇面に対する批判が殺到している。

「例年であれば6月に支給されていた平均約55万円の夏ボーナスが、今年は紙切れ一枚で『支給しないと決定しました』と通知されたといいます。また、『文春オンライン』では、東京女子医科大がコロナ禍に6億円もの費用をかけて理事長室を改修していたとも報じており、多くの職員が鬱屈と不満を募らせていたはず。同病院3施設の看護師約2000人のうち5分の1にあたる400名以上が退職を希望するにいたったと見られています」(週刊誌記者)

 これにネット上では、《コロナ患者に命がけで対応してきたのに、その結果がボーナス全カットなんて許せない》などの意見が多く寄せられており、2ちゃんねるの開設者で、現在はフランス在住のひろゆき氏も自身のツイッターで「フランスは保健医療従事者の月給が2.2万円増。新型コロナウイルスで戦った医療従事者が年収26万円upする国と、ボーナスカットして退職者が出る国」と強く批判している。

「実は、コロナの影響で看護師などの夏のボーナスを昨年より引き下げた、もしくは支給しなかったという医療機関が全国でおよそ3割にのぼったことが医労連集計により明らかになっています。もし報道が事実なら、東京女子医科大のように、理事長室に6億円もの大金をかけて看護師のボーナス0はまったくあり得ない話ですが、多くの病院で経営状況は厳しい状態が続いていることから、このままの状況では退職を希望する看護師はさらに増え、コロナの第2波が来た際に看護師不足で医療崩壊を起こす可能性は十分にあると思います」(医療関係者)

 医療従事者への感謝を形だけのものにしてはならない。

(小林洋三)