フライドチキン業界のトップを走る専門店チェーン「ケンタッキーフライドチキン」。5月29日からはランチタイムに提供している「ケンタランチ」16メニューを一律40円値下げするなど、インフレ下での攻めの姿勢が注目を集めている。
そんなKFCは、同日から「ザ・アメリカンバーガーズ」フェアも開催した。同フェアは、「レトロアメリカン」な気分を存分に楽しめるバーガーを数量限定で販売するもので、バンズの代わりにオニオンリングとスライスチーズを骨なしケンタッキー2枚で挟んだ「ガーリックソースの凄肉オニオンフィレ」や、骨なしケンタッキーに厚切りのベーコンを合わせた「スモーキートマトソースのベーコンフィレ」、骨なしケンタッキーにオニオンリングを挟み込んだ「ガーリックソースのオニオンフィレ」など、どれもボリューム満点のバーガーを用意している。
ところが、このフェアがケンタファンの間で議論を呼ぶことになってしまったという。どういうことか。
「ネット上には、3種の商品のどれもが《味が濃すぎる》とつぶやく声が散見されます。また、ポテトやドリンクが付くセット商品は最高で1500円と、ファーストフードにしては高額な設定であることにも不満の声が見受けられますね。ただ、中には《無難に美味しい》《過去イチおすすめ》といった賛成派も多く、ファンの間で盛り上がっています」(グルメライター)
KFCの商品開発担当者は「2枚の肉のボリュームと味の濃さに負けないように、なおかつ飽きずに食べられるように全体を設計しています」とコメントしている。果たして濃すぎるのか美味いのか、1度チャレンジしてみるのも一興かもしれない。
(ケン高田)