「徹子の部屋」収録再開!特注フェイスシールド着用でも拭えない一抹の不安

 60年以上テレビ業界で第一線を走り続けている女優でタレントの黒柳徹子(86)が、自身の冠番組「徹子の部屋」の収録が再開した事をインスタグラムで報告した。投稿によると同番組の収録は2カ月半ぶりだという。お馴染みのセット“徹子の部屋”で、黒柳専用に作られたというフェイスシールドを装着し、元気そうに収録に挑む黒柳の最新画像に、114万人以上のフォロワーは大歓喜。《やっといつものお昼が帰ってくる》《特注フェイスシールドの徹子さん楽しみだな》などと、新作の放送を心待ちにする多くの反響コメントが寄せられた。

 しかし「徹子の部屋」収録再開の一報に寄せられたのは喜びの声だけではなかった。

《徹子さん、パワフルな方だけどご高齢だからコロナに感染しないか心配。スタッフの方は徹底して感染予防してもらいたい》《好きな番組だけどリスクのあることしてほしくないな。もし黒柳さんの身体になにかあってからでは遅いよ》と、高齢の黒柳を心配する声や収録体制に不安を感じるコメントも多く投稿された。

 黒柳に心配のコメントが集まったのは彼女が高齢であるということだけでなく、テレビ朝日の “コロナ軽視”とも言える番組作りへの不信感からだ。

「テレビ朝日といえば、4月に報道ステーションのメインキャスター富川悠太アナと同局スタッフ4人がコロナウイルスに感染していた事が確認され、大きな話題となりました。富川アナは発熱後も体調不良を訴えていながらも、出演を続けて結果的に“番組内クラスター”を起こしたとされ、コロナ禍にありながらテレ朝の対応は杜撰すぎると炎上したばかりです。多くの企業がリモートワークに切り替えていた中で、同局が出社を控えるよう勧告をしたのは富川アナの一件があってからだという話もあり、後手後手の対策から局の姿勢を不安視する視聴者がいるのは当然でしょう」(メディア関係者)

 今年で放送45年目、放送回数1万回以上を数える長寿番組「徹子の部屋」。誰もが認める国民的司会者である彼女の健康を守るため、テレ朝には「報ステ」の教訓を活かしてコロナ対策に最善を尽くしてもらいたい。

(浜野ふみ)

エンタメ