「ももクロ好きは出世する?」芸能界のジンクスは本当だった

 昨年、結成10周年を迎えた「ももいろクローバーZ」。同グループのファンを「モノノフ」と呼ぶが、これまで多くのモノノフ芸人たちが芸能界で大出世を遂げていることはご存じか。

 例えば、彼女たちの冠番組「ももクロChan〜Momoiro Clover Z Channel〜」(テレビ朝日系)に出演すると売れるというジンクスがある。

「ピン芸人の永野は、同番組で2013年に『おさるの呼吸』というネタを披露。翌14年には『香水をノリノリでつける人』のネタでメンバーを大爆笑させました。このおよそ2年後にブレイクしています。『なっちゃんず1号』として登場したメイプル超合金・安藤なつは13年に初出演、その後『M-1グランプリ2015』決勝戦初進出を果たし、今なお人気者。この頃、コーナー司会を担っていたオテンキ・のりは17年、KAT-TUN・亀梨和也の主演ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)に役者として大抜擢されています」(エンタメ誌ライター)

 モノノフを公言する芸能人は多い。高城れに推しの“タカノフ”だったのは、南明奈。昨年、かねてから交際していたお笑いタレントのよゐこ・濱口優とゴールインした。

「千鳥のノブも、売れる前からももクロの熱烈ファンでした。初めてテレビ局でメンバーに会ったときは、うれしさのあまり無愛想になったそうです。平成ノブシコブシの徳井健太は、あーりん(佐々木彩夏)推し。ノブも徳井も、今や人気番組に引っ張りダコ。ももクロの年越し歌合戦『ゆく桃くる桃』にも連続出演しています」(前出・エンタメ誌ライター)

 現在、「ももクロChan」のコーナー司会を務めている東京03・飯塚悟志は、4月17日にスタートする深夜ドラマ「遊戯みたいにいかない。」(日本テレビ系)に東京03のメンバーとともに出演することが決定。また、ガチのモノノフ=ガチノフと呼ばれるはんにゃ・金田哲は、秋元康プロデュースのアイドルユニット・吉本坂46の選抜メンバーに合格している。

 モノノフ芸人は出世する、そのジンクスは今も生きているようだ。

(北村ともこ)

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