「正しく飼ってニャ〜♪」ACジャパンの「にゃんぱく宣言」がもうすぐ聞けなくなる?

 新型コロナウイルスによる感染症拡大予防のため、自宅にいる時間が長くなるのと同時にテレビ視聴時間が増えた人も多いのではないだろうか。

 CM総合研究所調べによると、政府が小中高校などに対し休校要請した2月27日を境に、ACジャパンのCMが急増したという。企業がCM出稿を自粛している現在、その穴を埋めるために放送されるのがACジャパンのCMなのだから当然といえば当然だろう。

 中でも「にゃんぱく宣言!」の掛け声で始まる、猫の適正飼育をさだまさしが歌っているCMは、実に好感度が高いようだ。ツイッター上では「このCMになると一緒に歌っちゃう」「すごく耳に残る名曲。出てくる猫もめちゃかわ」「脳内リフレインが止まらない」など、好意的な声が数多く見られる。さだが1979年7月にリリースした「関白宣言」をもとに作詞作曲した「にゃんぱく宣言」は、猫が自身のことを「俺」と呼び、飼い主に対して上から目線で体調管理の義務、室内飼育の義務、多頭飼育をする時はできるかどうか再確認が必須だと、ユーモアたっぷりに訴え、「正しく飼って、ずっと一緒に」というナレーションで締められている。

 ところがこの「にゃんぱく宣言」のCMは6月いっぱいで放送終了となるようだ。

「日本動物愛護協会が猫の適正飼育を啓蒙する『にゃんぱく宣言キャンペーン』は2019年度のもの。CM放送期間は昨年7月1日から今年6月30日までと最初から決まっていたそうです。反響の大きさを考えると、もしかすると再度の起用もあり得るかもしれませんが……」(女性誌記者)

 さだのコンサートでも大盛りあがりするという「にゃんぱく宣言」。可能ならば、今年の紅白歌合戦でさだに歌ってほしいものだが……。

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