夫婦写真公開!菊池桃子が払拭した「ゴミ屋敷問題」とロックな「黒歴史」

 5月4日は菊池桃子の誕生日。この日、52歳になった菊池は(筆者を含め)全国の桃子ファンにとてつもないプレゼントを用意していた。

 なんと、ブログに仲睦まじい夫婦2ショット写真を公開したのだ。この日、オフィシャルブログにて、「誕生日の余韻」と題した記事を投稿し、《20時には、なんとか帰れるよ……という夫は、ケーキを手にして帰って来ました》という文とともにアップされた写真に写っているのは、バースデーケーキのキャンドルに息を吹きかける菊池。そしてそばには温和な笑みを浮かべるスーパーエリート官僚・N氏の姿が! 改めてブログ名を確認すると「私設研究室」って、どこかのファンが勝手に作ったようにも勘違いされそうだが、どうやら本当の本当に夫婦の2ショットのようだ。

 菊池がN氏との再婚を発表したのは昨年11月のことだった。

「国民的大女優の菊池と結婚したことで、N氏の私生活にも注目が集まりました。一部の週刊誌が、なかなか部屋が片づけられない“ゴミ屋敷体質”だと報じたことで、ファンの間では《一緒に生活するの大丈夫?》《毎日のそうじとか大変そう……》と危惧する声も聞かれました。また、新型コロナの問題で仕事に忙殺されるN氏について、なかなか引っ越しをする時間も取れず、“別居婚”が続いているとの報道もありましたが、ブログの記事を読む限り、そんな心配は無用だったようですね」(スポーツ紙デスク)

 この夫婦2ショットが(筆者を含め)ファンの間で大反響を呼んだのは、菊池夫妻に関するさまざまな“モヤモヤ感”を吹き飛ばしてくれたからだろう。

 そんな菊池は、5月2日に放送されたラジオ番組「菊池桃子のライオンミュージックサタデー」(文化放送)でもリスナーをヤキモキさせていたという。同番組で菊池は、

「みなさんに気持ちをスッキリさせていただきたく、シャウトソングをお送りしています」

 として、「HERO」(甲斐バンド)、「女々しくて」(ゴールデンボンバー)、「リンダリンダ」(ザ・ブルーハーツ)、「限界LOVERS」(SHOW-YA)といったロックの名曲を紹介したのだが……。

「ファンとしては、菊池桃子とロックということで、やはり『ラ・ムー』の曲をかけてほしかったのではないでしょうか。ラ・ムーといえば、菊池にしては珍しく、『アイドルでいることに違和感を感じた』という反骨精神から、みずからをヴォーカルとして1988年に結成した伝説のバンド。活動期間は1年半ほどでしたが、ファンに鮮烈な印象を残し、筋肉少女帯の大槻ケンヂが『本当のロッカーは菊池桃子さんだ』と主張したほどです」(音楽関係者)

 NHKの朝ドラ「エール」では主人公の母親役を演じて大好評の菊池。やはり、今のファンにはなじみの薄い「ロッカー時代」は、触れてほしくない“黒歴史”なのだろうか……。

「いえ、そんなことはないと思いますよ。昨年4月にオンエアされた『菊池桃子のライオンミュージックサタデー』では、『お仕事』をテーマにした曲を紹介したのですが、最後に “Weekly Momoko Style選曲”の枠でみずからラ・ムーの名曲『愛は心の仕事です』をかけていました。なお、この回はファンの間でも“神回”として語り継がれています」(前出・音楽関係者)

 セールス的には「不発」で終わったラ・ムー。だが、この不遇のロック時代がなければ、女優への本格転身も現在の活躍もなかったかもしれない。芸能界は何が起きても不思議じゃない。

(あまねかずこ)

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