菊池桃子「エリート官僚夫」にパワハラ報道/80年代アイドル「オトコ問題」(1)

 まばゆいスポットライトを浴びてステージで輝いていた80年代アイドルといえど、プライベートが万事うまくいっているとは限らない。人の口に戸は立てられぬようで、聞こえてくるのは「オトコ」にまつわる醜聞ばかりで‥‥。

 女優の菊池桃子(54)と当時の経済産業省・新原浩朗経済産業政策局長(63)の仰天「電撃婚」が列島を駆け抜けたのは、19年11月4日のことである。

 元人気アイドルをエリート官僚が射止めたことで、霞が関周辺は「大金星」「すばらしく優秀な方」「事務次官への昇格も有力視されるキレ者」と新原氏への賛辞の声が上がった。菊池も後日、自身のラジオ番組で、

「優しい人です。安心してください」

 と、うれしそうに報告していたが、今年1月末に発売された「週刊新潮」で、

「新原内閣審議官のパワハラ体質や朝令暮改で現場が混乱しているといった詳細が報じられました。昨年11月には、結婚記念日のタイミングで菊池のインスタグラムにツーショットが投稿され、夫婦仲は良好のようですが、職場では結婚当初のイメージとは違い、記事の内容に驚いたファンも多かったのです」(芸能記者)

 菊池といえば、95年にプロゴルファーの西川哲(54)と結婚。誰もがうらやむ結婚生活を送ると思われていたが‥‥。芸能記者はこう述懐する。

「結婚後、西川は調子を崩してトップ戦線から大きく後退。賞金がゼロの年もあり、陰で菊池の『ヒモ亭主』とささやかれることもあった。そのうち西川の女性問題も報じられて、12年に結婚生活にピリオドを打ったのです」

 今回の夫は女性スキャンダルではないが、度重なるネガティブな報道に、「またか」と嘆き節が聞こえてくるのもうなずける。ただ、男の醜聞は菊池に限った話ではなく、ともに芸能史を彩った80年代アイドルの面々も山あり谷ありの苦い経験をしていた。

 昨年8月に再始動を表明したのは、〝花の82年組〟の中森明菜(57)。17年末のディナーショー以降、公の場から姿を消していたが、突如、新事務所「HZ VILLAGE」の設立を報告。しかし、いまだメディアへの登場はなし。これまで恋人と報じられ、公私ともに支えてきたのがマネージャー・A氏だが、

「明菜の窓口としてメディアの対応や、ファンクラブなど各種権利を管理していました。しかし新事務所の設立にあたり、関係を解消している。明菜は芸能活動に意欲を見せて一歩を踏み出したが、円満とはいかなかったようで、権利関係がなかなか譲渡されず移行がうまくいかなかった。それが少しずつ改善され、年末にやっと新ファンクラブが発足できたのです」(芸能デスク)

 交際中はA氏が都内に所有するマンションの別々の階に住んでいたと言われ、「訣別」とあらばフトコロ事情も心配になってしまう。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏がこう指摘する。

「キャラクターになっている『CR中森明菜・歌姫伝説』シリーズは、芸能人のパチンコ機種でも断トツ人気。15年以上、根強いファンに支えられ、明菜側にも生活に困らないくらいの金額が入っているはず。現在はロスやハワイ、南半球にいるなど様々な所在地が噂されていますが、まだ療養中でもあるので、万全を期したタイミングでの復活になりそうです」

 別れを経験し、ハスキーボイスの歌姫はどんなラブソングを響かせてくれるのか。

*週刊アサヒ芸能2月16日号掲載

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