「ロックダウン」警戒の影響か?ドラッグストアで売れまくる“意外なもの”

 東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨の知事は3月26日、新型コロナウイルス対策についてのテレビ会議を開催し、「ロックダウン」の回避に向けての対策等を進めるとの共同メッセージを宣言した。

 すでに諸外国ではイタリアのように国全体がロックダウンする例もあり、日本でも予断を許さない状態。スーパーでは食料品の棚が空っぽになっているが、各地のドラッグストアでは、意外な商品が飛ぶように売れているという。

「ロックダウンになると、歯科医院など緊急性の低い病院が閉鎖される可能性もあり、痛み止めをはじめとする医薬品の需要が高まっています。それに加えて『白髪染め』を買い求める人も増加。ブラウンやブラックなど様々なカラーが売られている中、すでに一部のカラーが欠品になるドラッグストアもあるようです」(女性誌ライター)

 白髪染めが売れている理由は、ロックダウンになると美容院が閉まるかもという危機感、もしくは美容院での濃厚接触や外出への警戒から来ているようだ。髪が切れないだけなら少々の我慢で済むが、白髪が目立つのは耐えられないという人は少なくないのかもしれない。

「最近は毛染め専門のサロンが増えていることもあり、一昔前よりも気軽に白髪を染める人が増えています。家庭用の毛染め剤も効果は抜群で、真っ白になった髪でもキレイに染められるほど。ただその強力さゆえに気を付けないと肌が染まってしまったり、壁や床に液が飛び散ると素材の内部から染まるために簡単には拭きとれないといった難点もあります。自宅での髪染めに初挑戦する場合には、過剰なほどに説明書の指示に従うことをお勧めしたいものです」(前出の女性誌ライター)

 新型コロナウイルスが落ち着いたころには、黒髪を取り戻す人が増えているのかもしれない。

(北野大知)

ライフ