川口春奈「Going!」キャスター挑戦で噴出したこれだけの不安要素

 チャンスであることは変わりないが、そう簡単にこなせる仕事というわけではなさそう?

 川口春奈が、4月4日からスポーツ情報番組「Going!Sports&News」(日本テレビ系)の土曜レギュラーとして出演することがわかった。

 今年4月で10周年を迎える同番組。川口は10周年スペシャルキャスターに就任し、1年間、さまざまなスポーツの取材や体験を通じて、その魅力を伝えていくとのこと。

 キャスター業初挑戦となる川口は「キャスターと言われると急にプレッシャーになるんですけど、スポーツは昔から好きですし、自分も勉強していきながら自分自身いろんなスポーツにふれながら楽しんで、テレビを見ている方にもそれをお伝えできたらいいなと思います」と意気込みを語っている。

 そんな川口は現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で帰蝶(濃姫)役を好演。さらに1月には、YouTubeチャンネル「川口春奈オフィシャルはーちゃんねる」を開設。チャンネル登録者数は80万人以上。投稿された動画はほぼ100万再生オーバーという安定感を見せ、YouTuberとしても大成功を収めている。

 そして、今度はキャスター業挑戦と波に乗りまくりなわけだが、キャスター挑戦における不安要素がいくつか指摘されている。

「仕事面が好調なのはいいことですが、それ故に多忙な身とあって、体調面が心配なところ。そこに慣れないキャスター業もこなしていくわけですから、キャパオーバーになって、仕事全体のいいリズムが崩れることが危惧されます。また、本人も語っているように、『初挑戦』へのプレッシャーに押し潰されなければいいのですが……。昨年10月にはバラエティー特番『怒られ履歴書』(フジテレビ系)で、初のバラエティ番組MCに挑戦していましたが、初々しさはあったものの、正直、MCには不向きなタイプに見受けられました。低いトーンで原稿を読んでいるだけのしゃべりをキャスター業でも発揮してしまい、そこに成長が見られなければ、最初のうちは温かく見守っていた視聴者の反応も変わってしまう可能性はゼロではないでしょう。おまけにエゴサーチをして、メンタルがやられやすいネガティブな性格ですから、負のスパイラルに陥ってしまった時が一番怖いですよね」(エンタメ誌ライター)

 とはいえ、川口にとってはターニングポイントであることは間違いない。13年放送のゴールデン初主演ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)で、平均視聴率3.8%という歴史的低視聴率を記録して、勢いが失速してからはや7年。ようやく訪れた再ブレイクのチャンスをものにしてほしいところだ。

(田中康)

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