川口春奈、“沢尻エリカの代役”から3年で「CM女王」へ上り詰めた!

 2022年10月期ドラマの中でもひと際注目を集めた「silent」(フジテレビ系)。主役を演じた女優の川口春奈が、ほとんど聴力を失った高校時代の恋人と偶然の再会を果たしたことから始まるラブストーリーだ。ツイッターの世界トレンドで毎週のように1位を獲得し、ファンがロケ地を聖地巡礼するなど盛り上がりを見せた。

 22年、活躍したのはドラマだけではなかった。ビデオリサーチは2月15日、22年のタレント別テレビCM起用社数トップ3を発表。川口はサントリー、はま寿司など21社のCMに出演し、初の首位を獲得した。

 近年、川口をCMに起用するクライアント企業が急増。17年8月の「女性自身」は、オファー増の理由について「男性スキャンダルがまったく出ていない」「演技力があってコミカルな芝居もOKなので、広い業種からオファー」と理由を挙げている。

 演技力は確かに納得できるものがあるが、川口は19年11月、総合格闘家の矢地祐介との熱愛が発覚。交際は継続中とみられ、一部では結婚の噂も囁かれていた。お互いに独身であり、不貞などのスキャンダルではないが、展開次第ではマイナスイメージになりかねない。それでもCMに起用され続けているのは、川口に魅力があり、演技力も高いことの裏付けがあるからだろう。ただ、CM出演料は思ったほど高くはなかった。

「22年8月配信の『NEWSポストセブン』が、大手広告代理店がCM交渉のために作成した女性タレントの〝ギャラリスト〟を公開しました。商品のイベント出演なども含まれた年間契約料の目安ということでしたが、川口は1社あたり3000〜3500万円で73位。1位の吉永小百合らの1億円とはほど遠い数字となっています。しかし今回、テレビCM起用社数1位に輝いたことで、ギャラの大幅アップも十分期待できるはずです」(芸能記者)

 2020年放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で急きょ沢尻エリカの代役を務めて以来、一気に名をあげた川口。23年はドラマもCMも出演料は高騰しそうだ。

(石田英明)

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