バルサ・メッシが契約交渉開始で提示された驚愕の“自己更新”年俸

 先ごろ、FCバルセロナに所属するリオネル・メッシとチームが契約延長に関する具体的な交渉を開始したと、フランスのスポーツメディアが報じた。メッシとバルサとの契約は21年6月まで。メッシほどの選手になると、契約延長の交渉が早めに行われるのが常で、1年以上前に契約が決まることも珍しくない。

 今のメッシとバルサの契約には、メッシ側の都合で今シーズン終了後に契約を解除できるという項目があるとされ、チームに不満を持つメッシが今シーズン限りで退団するとの報道もある。それだけにチームは早く契約延長を決めたいようだ。

 残留を望むチームがメッシに提示した条件は23年まで年俸5000万ユーロ(約59億3500万円)だと報じられている。

「今のメッシの年俸は4000万ユーロ(約47億5000万円)で、サッカー選手として世界一。それを自ら大きく更新することになります。これまで例のない大金ですが、それだけの価値がメッシにはあります」(スポーツ紙記者)

 アメリカの経済誌「フォーブス」が発表したアスリートの年収(年俸や広告契約などすべてを含む)ランキング2019年版によると、メッシは1億2700万ドル(約133億円)で堂々の1位。2位はクリスティアーノ・ロナウドで1億900万ドル。メッシは2位に大きく差をつけている。もし新たな契約が報道通りの年俸で結ばれれば、2位との差をさらに広げそうだ。

「サッカー選手としてはずば抜けた年収のメッシですが、スポーツ選手全体で見ると上はいます。15年にボクシングのフロイド・メイウェザーが3億ドルという年収を得ている。できればそれを更新してほしいものです。達成すればサッカー全体が盛り上がりますから」(サッカーライター)

 メッシを超える日本人選手が登場するのを期待したい。

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