布袋寅泰がトイレットペーパー不足に「滑稽」発言であらぬ反発を買ったワケ

 歌手でギタリストの布袋寅泰が3月9日、自身のインスタグラムを更新。在住している英国のスーパーでトイレットペーパーが買い占めされていることを嘆いたが、これに反発の声が上がっている。

 布袋は空になったスーパーの棚の写真を投稿し、「ロンドンのスーパーマーケットも。人間って、滑稽ね。#ため息」と綴り、ファンからは「日本も英国も一緒かぁ。しょーもないな」「同感です。マジで滑稽ですよね。どうしてデマを信じちゃうんだろ」「日本だけかと思ったら世界中でも同じようなことしてるんだな。全く呆れるわ」など、共感の声が広がっている。

 根拠のないデマに流され、買い占めに走るのはどうやら日本だけではないようだが、一方で布袋に対しては、「東北の震災の時に英国に脱出しているし、『お前が言うな!』と言いたい」「原発事故が怖くてロンドンに逃げてたような…。布袋こそつまらない風説に流されてたんじゃないかなw」などと辛辣な声が飛び交っているのだ。

「布袋は2012年の夏に英国に移住することを発表しましたが、オフィシャルブログでは『LIFE IS CHALLENGE そう。人生は挑戦です。50歳からのスタートをどうか温かく見守ってくださいますように』と発表し、自分を奮い立たせるためのチャレンジだと強調しました。加えて移住の理由の一つとしては、妻の今井美樹の原発事故による子供への心配があったとも伝えられています」(芸能記者)

 つまりネットの批判は誤解している可能性が高く、布袋の投稿、そして原発事故で海外移住を決断したこと自体、まったく個人の自由ではあるが、どうやら“滑稽”などと余計なことを書き込んでしまったことで、過去の行動に妙なケチをつけられてしまったようだ。

(ケン高田)

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