元プロ野球選手・清原和博氏が3月1日、都内で行われた厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント」に出席し、回復が前進していると手応えを見せた。
清原氏は現在、自助グループによる更生プログラムを受講中で、「6月中に執行猶予が明けると思いますが、自分の思い描いているものを世間の皆さんが受け入れてくれるのか、怖い感じはしますが、少しは前に進めたと思っているので、明日からもコツコツとやっていきたいと思います」と復帰への意欲を示した。
新型コロナウイルスの感染防止のため無観客イベントとなったが、コメントを聞いたファンからは「1日も早く復帰することを願っています」「名プレイヤーだったんだから、薬物で終わってほしくない。復帰して野球少年に指導してもらいたい」など、多くのエールが送られた。しかし、イベントに並行して、早くもその前向きな姿勢に疑問を持たざるを得ない騒動が発覚。一転して失望させる事態となっている。
「イベントの行われる前の27日、東京・銀座の路上で酔って大騒ぎし、駆けつけた警察官と押し問答を繰り広げていたことを、1日にweb版の『Smart FLASH』、翌日に『FLASH』に暴露されました。イベントでも『つい最近も酒を飲んでしまって、ちょっと、すごい反省しているんですよ』と語っており、おそらくこのことを指しているのだと思いますが、熱心な清原ファンも呆れ果てたことでしょう」(芸能記者)
報道を受け、「ダメだこりゃ。本気でやり直すつもりがあるなら薬だけじゃなく酒や女遊びもやめろ」「カネがないって言いながら銀座でクラブ遊び? とことんしょーもないな」など、辛辣な意見が飛び交っている清原。野村克也氏が亡くなった際は、自筆で感謝と謝罪の思いを記していたが、これではただのパフォーマンスと取られても仕方ない?
(ケン高田)