“危険な香り”のピエール瀧は別のニオイも漂わせていた

 音楽ユニット・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧の薬物逮捕はメディアで連日のように報道され、いまだ波紋を広げている。

 3月15日放送のバラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)では、瀧容疑者と同じ事務所に所属するタレントのミッツ・マングローブが、「(道徳的に)一歩踏み出さないところで、一番危険な香りを漂わせている人だった」と評し、実際は踏み出していたことにショックを受けていた。

 ミッツの言うように、瀧容疑者は危険な香りを漂わせる役者であるが、その一方で〝おいしい匂い〟も日々漂わせていたという。

「じつは瀧容疑者は、東京・中目黒にある『ホームラン』という静岡おでんのバーのオーナーでもあります。彼は静岡おでんが生まれた静岡市の出身。地元の名物を東京で紹介したいという思いもあったのでしょう。また、高校時代まで野球部に所属しており、その関係で『ホームラン』という店名にしたと思われます」(芸能記者)

 静岡おでんは、牛スジなどでとった出汁に濃口醤油を加えた、真っ黒なスープが特徴。見た目ほど味は濃くなく、むしろあっさりしていて、いいニオイが漂ってくる。黒はんぺんなどのタネは串に刺さっており、みそや青のり、からしなどでいただくのが一般的だ。

 食べログの口コミでは「何を食べても美味しいです」「スタッフの気配りもフレンドリーで楽しいです」「普通においしいし、かなり遅くまでやっているのでありがたい1軒です」と、評判も上々。

 静岡おでんでも食べながら昔を思い出し、再び〝ホームラン〟を目指してくれることを祈りたい。

(石田英明)

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