使い捨てマスクの価格が高騰し続けている。
例えば、「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマサイト。30枚入り1箱が500円前後で飛ぶように売れている。これは、まだ安いほうで「アマゾン」のマーケットプレイスでは60枚入り1箱が6000円を超える価格で販売。「ヤフオク」に至っては、1万5000枚と大量ではあるが、350万円で落札されている。
もはやマスクの通常価格がわからないほどだ。が、フリマサイトに詳しいライターはこう指摘する。
「新型肺炎のせいで、世界的に需要が高まっているとはいえ、ネット上で売られているのは、たいがいが転売です。メルカリで売られているマスクをよくよく見ると、100円ショップのダイソーで売られている100円のモノ。それを500円で売っているんですから、相当な利益を出しているはずです」
人々のパニックに乗じてひと儲けするとは言語道断。そもそも転売をもくろむヤカラが買い占めるから必要な人に届かないのだ。
我が家には箱を開けてしまったが、昨年購入した未使用のマスクが30枚ほど余っている。実際に「メルカリ」では、開封済みでも売れている。本当に欲している人のために、我が家のマスクも金に替えてしまおうかと思ったのだが‥‥。
「もうすぐ花粉症の季節で必要になるんだから、勝手に持っていかないで!」
と、家族から大ブーイング。まだまだマスクは品薄状態が続きそうだ。