「緊急事態宣言」を受けて、都市部では休校が続く。ロクに勉強もせずにグウタラな生活をする我が子を見ると、つい子供のものを売り飛ばしてやりたくなる。
例えば教科書。我が家の場合、義務教育の無償であったせいか、ありがたみは少なく、すでにヒモでくくられた状態になっていた。さっそく、中古相場を調べてみた。が、フリマ系サイトで義務教育の教科書が出品された例は少ない。
「高値で売れる時期が今ではないため、出品が少ないのです。学期途中で教科書をなくしたとか、使用できない状態になったという子供を持つ親が買い求める。夏休み以降のほうが高値で売れるのです」（ヤフオクウオッチャー）
ただ、何にでも例外はある。有名私立の教科書だ。
「業者が卒業生から中高一貫6年分の教科書やプリント、問題集などをまとめて買い上げて、ヤフオクで販売しているのです。最近も、とある有名中学・高校の19年度卒業生6年分の教材に3万7920円の値がつきました」（前出・ウオッチャー）
この価格が高いのか安いのか、有名私立と無縁な我が家には見当がつかない。だが、もっと見当がつかない教科書があるという。
「教員用の学校教材です。10万〜90万円で出品され、驚かせています。教員でも学校を通じてしか買えない教材で正規の値段がわからない。本当にそんなに価値があるものなのか……」（前出・ウオッチャー）
親類に教員がいたら、ひと儲けのチャンスかも!?
