大食い・高橋真麻の「駅弁チョイス」を鉄道ツウが絶賛のワケ

 フリーアナの高橋真麻が自身のブログで紹介した駅弁のチョイスに、鉄道ファンから絶賛の声が上がっている。“わかっている”選択だからだという。

 その投稿は3月8日の「お弁当祭り!」と題されたもの。真麻はこの日、仕事で父・高橋英樹と母・小林亜紀子の3人で新潟県長岡市に新幹線で向かっている。駅弁はその車内で食べたもののようだ。

「真麻さんは2つの駅弁と1つのおつまみを写真で紹介しています。おつまみは『国技館やきとり』。これはその名の通り国技館で大相撲観戦のお供として売られているやきとりです。今は東京駅を始め、上野駅や新宿駅でも購入することができます」(鉄道ライター)

 駅弁は番匠本店の「越前かにめし」と新発田三新軒の「えび千両ちらし」。どちらも人気の駅弁だ。

「越前かにめしは1961年から販売されている定番の駅弁です。『せいこがに』と呼ばれるずわいがにの雌の赤身、卵巣、かにみそといっしょに炊き込んだご飯の上に、紅ズワイガニとズワイガニの身を乗せてあります。カニの旨味をまるごといただけると評判です。価格は税込み1300円」(前出・鉄道ライター)

 そしてもうひとつの「えび千両ちらし」は、最近まで知る人ぞ知る激ウマ駅弁として鉄道好きの間で語り継がれてきた名駅弁。JR東日本が主催する駅弁大会「駅弁味の陣」で人気ナンバー1に輝いたこともある。

「箱を開けると、敷き詰められた厚焼き玉子が目に飛び込んできます。その上にはむきエビのおぼろがのっているだけ。初めて食べた人はシンプルな見た目にビックリするかもしれません。ですが厚焼き玉子をめくると、すし飯の上ににうなぎの蒲焼きやこはだ、蒸しエビ、イカの一夜干しが乗せられているんです。ちょっとしたサプライズですね。価格は1380円」(前出・鉄道ライター)

 父・高島忠夫に連れられて日本中を旅し、各地の駅弁を食べ尽くしたという高嶋政宏が、日本一美味しい駅弁としてえび千両ちらしを紹介したこともある。

「これらの駅弁を選んだ真麻さんはさすがです。食べ物にうるさい大食い女王の面目躍如といったところでしょうか(笑)。どちらも東京駅構内の駅弁ショップで購入できます」(前出・鉄道ライター)

 高橋真麻のチョイスに乗ってみるのも悪くなさそうだ。

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