【不倫騒動を謝罪】西武・源田壮亮、FA流出阻止「5年15億円」破格契約の裏目

 西武ライオンズ・源田壮亮内野手が1月12日、昨年末に「週刊文春」が報じた不倫騒動について謝罪会見を開いた。

 会見は所沢で自主トレ終了後の寒空の下、屋外で行われた。不倫があったかどうかについては源田は「はい」と事実関係を認めた上で「ずっと練習はしていました。なんとか野球で取り返していくしかないなと思っています」とコメントしている。

「当初、この謝罪会見は2月のキャンプ中に予定されていたそうですが、急遽、前倒しになった。球団のスポンサーに撤退の動きが出たことなどが早まった理由のようです」(スポーツ紙記者)

 源田は22年オフ、5年総額15億円+出来高契約(推定)という超大型契約を結んでいる。

「西武側が契約満了の1年前に提示しているのですが、それはFA流出阻止のため。12球団でダントツの20人を超える選手がFA移籍でチームを離れているだけに、源田については何としてでも食い止めなければならなかった」(同)

 そんなVIP契約を結んだのは、球団OBでもある渡辺久信前監督が編成のトップであるゼネラルマネジャーだった時代だ。

「守備は確かに超一流です。しかし打撃のほうはと言えば、2割6分台そこそこの選手。『他球団ではあり得ない高待遇』との声が多くの球界OBから聞こえていた。不倫相手の女性が働いていたという銀座の高級クラブに通い始めたのも、大型すぎた契約が影響しているのではないか…そう思われても仕方がありませんね」(同)

 本人は「野球で取り返していく」と言っているが、今季は年俸に見合った数字が求められる。

(小田龍司)

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