「事実と異なる」西武・源田壮亮が「週刊文春」の「誹謗中傷報道」に反論

 西武ライオンズの源田壮亮内野手(29)は9月21日、自身のインスタグラムを更新。この日報じられた「週刊文春 電子版」の内容に「事実と異なる内容が多かった為、自分の口からお伝えしたいと思います」と、訂正する形で騒動の経緯を説明した。

 この日「週刊文春 電子版」が報じたのは、源田の妻で元乃木坂46メンバーの衛藤美彩のインスタグラムに、何十件と送られていた匿名DMでの誹謗中傷被害だ。さらに、情報開示請求で明らかになったDMの送り主がチームメイトの山田遥楓内野手の妻だったことも報じている。

 記事には球団関係者談として「源田は選手やスタッフの前で『こんなことされて、許せないから!』と泣きながら訴え、山田もその場にいたそうです」と、送り主発覚後のやり取りについて修羅場シーンのような一文も書かれているが、これについて源田は反論している。

 源田のインスタ投稿には、誹謗中傷被害について「私たちのSNS上の公開されているコメント欄に、球団内部情報や個人情報が約2年間に渡り、晒され続けておりました」「家の住所、妊娠、その他様々な情報などが晒され続けたことにより、引っ越しはもちろんのこと、身の危険、自分の身近の人なのか?という人間不信や不安が続き、精神的に追い込まれた状態に陥ってしまいました」と説明。内部情報が漏れ出ていることに、球団関係者が知人に話してしまったことによる悪用と思った源田は、身を守る為にも開示請求に踏み切ったと経緯を明かした。

 送り主を知った源田は、「全てを内々で済ませることと、当該選手から野球を奪わないで欲しいという想いを球団に相談させて頂きました」としたものの、警察による山田への取り調べが練習中に球場内で行われることを受け、チームメイトのみに自身の口から事実内容を説明することになったという。記事には修羅場さながらのように綴られていたが、これについて源田は「報道には怒号や悔し涙などと記載されておりますが、上記の流れで開催されたものであり、怒号などはあげておりません。また悔し涙ではなく、苦しんできた想いが湧いてきて涙が出てしまいました。また当該選手はこの会には参加しておりません」と反論した。

 源田の投稿内容と見比べると記事には少々の脚色を感じるが、これに対しネット上では《文春の内容と微妙に違ってるし、リークしたやつが山田も居たと嘘ついたのか、伝言ゲーム的に話に色がついてったのか…》《チームメイトのみのミーティングで話したことがリークされてるの地獄すぎだろ》と衝撃の声があがっている。

 デリケートな内部事情が筒抜け状態だったことに、ファンは不安を感じているようだ。

(浜野ふみ)

スポーツ