大谷翔平は“質より量”の「10時間」天才でも分かれる睡眠時間の差

 ドジャースの大谷翔平が、毎晩10時間眠ることはよく知られている。

 日本時間で10月16日、メッツの本拠地シティ・フィールドで行われるリーグ優勝決定シリーズ第3戦に向けて前日会見した際、西海岸から東海岸への長距離移動となった中で飛行機の過ごし方を聞かれた際は、「ゆっくり寝たりとか、さっきまでずっと寝ていたので、まだ今もちょっと眠いぐらいな感じですね」と回答していた大谷。

 さらに、「向こう(ロサンゼルス)に行くより、東に来るほうがきついと思うので。今日、明日の睡眠が一番試合のパフォーマンスの中で大事かなとは思います。質よりどれだけ寝たかを僕は気にしているので、寝れば寝るほど自分の中ではいいかなと思っています」と語っていた。

 長時間睡眠には成長ホルモンの分泌促進、ストレスの緩和、免疫力アップ、記憶力・集中力の向上などのメリットがあるそうだが、大谷以外にも長時間睡眠を実践している著名人は多い。

「将棋の藤井聡太竜王、元横綱の白鵬、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏、理論物理学者のアインシュタイン、元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ、漫画家の水木しげるさんはロングスリーパーとして知られています」(ウェブライター)

 こうなると、“できる人”“天才”はロングスリーパーが多いのではと思ってしまうが、一方でショートスリーパーの著名人もいる。

「お笑いタレントの明石家さんま、漫画家の尾田栄一郎氏のほか、歴史上の人物ではエジソンやナポレオン、レオナルド・ダ・ヴィンチがショートスリーパーとされていますね」(同)

 大谷は会見で睡眠について「質より量」と話していたが、一般的には「量より質」といわれ、適切な時間は年齢や活動量で違ってくるものの、だいたい6~8時間がいいとされているという。人によって最適な睡眠時間は違うだろうが、日々の快眠を心がけたいものだ。

(鈴木十朗)

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