「外交でナメられる!」石破茂首相が新内閣発足の記念撮影で突っ込まれた“マナー違反”

 10月1日、第102代の総理大臣に選出された自民党の石破茂総裁。就任記者会見では「ルールを守る」「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「若者・女性の機会を守る」と、5つの「守る」を実行するという基本方針を表明したのだが…。

 10月3日配信の共同通信社などのニュースサイトによると、神戸学院大学の上脇博之教授は同日、石破首相や鴨下一郎元衆院議員が代表を務めた政治団体・水月会が2019~21年に開いた政治資金パーティーで、別の政治団体から計138万円の支出を受けたが、政治資金収支報告書に計80万円分少なく記載したとして、石破首相や政治団体の会計責任者ら4人を政治資金規正法違反容疑で告発した。

 政治資金収支報告書に正確な金額を記載するという当然の「ルール」を守れなかったというのは残念のひと言に尽きる。ネット上では《まあ80万円なら記載漏れで終わり》《80万円くらいは「記憶にございません」レベルの問題でしょ》などと寛大な声も上がっているが、石破首相は23年12月放送のフジテレビの番組で、自民党派閥の政治資金パーティー収入の裏金化疑惑を巡り、「『以後、気をつけます』では済まない」と力説していただけに、なんともバツが悪い。

 事実であれば自身もルールを破っていたことになるが、破ったのはルールだけではない。

「マナーも破っていました(笑)。10月1日に石破内閣が発足し、首相官邸で撮影されたひな壇での記念写真を見て唖然としました。石破首相は最前列の中央で正装であるモーニング姿でしたが、なんとベルトを着用。モーニング着用時はベルトを使わないのは基本で、正式にはサスペンダーを使用します。ズボンもダボダボで裾も長すぎてだらしない印象でした。そのためネット上では『モーニングにベルトって』『外交でナメられる』とツッコミがあがっていましたが、他にも新調したと思われるメガネにシールが貼ったままだったことも話題になっています」(週刊誌記者)

 首脳会議などで恥をかかないことを祈りたい…。

(石田英明)

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