「被災地支援宝くじ」は被災地で買えば当たりやすい「ジンクス」は本当か

 ドリームジャンボ宝くじの発売終了が迫っている。5月8日から開始され、6月7日が最終日。今年は「能登半島地震被災地支援ドリームジャンボ宝くじ」として、収益金の一部が能登半島地震の被災地支援に充てられる。

 当せん本数は1等の3億円が13本、1等前後賞の1億円が26本。とここまでは例年通りだが、大きな変更点が2等の1000万円だ。昨年は26本だったものが、今年は52本に倍増しているのだ。また3等の100万円も昨年の910本から一気に約3倍増の2600本になっており、高額当選金をゲットできるチャンスが広がっている。

 また、1等3000万円が50本、1等前後賞の1000万円が100本の「ドリームジャンボミニ」も同時発売された。

 では、どのように購入したら当選確率が高くなるのだろうか。連番、バラ、売り場など買い方に悩むところだが、実は震災後に発売された宝くじでは不思議な現象が起きているというのだ。

「被災地支援のための宝くじはこれまでも何度か発売されていますが、なぜか被災地で1等がよく出ているのです。古くは1995年の阪神大震災後でも、兵庫や大阪で高額当選が増えていた。もちろん番号は公開抽選なので、特定の売り場から当選を出すことはできないのですが、宝くじファンの間では、なんらかの“見えない力”が働いているのではないかと、まことしやかに囁かれています」(マネー誌ライター)

 東日本大震災では、福島県いわき市の「平一町目宝くじセンター」の売り場近くに祀られた大黒様が復興のシンボルとなっているが、この売り場でも2012年以降、サマージャンボや年末ジャンボで1等・前後賞を連発している。

 今回のドリームジャンボは石川県や富山県への観光ついでに購入した方が、当選確率がアップする?

(ケン高田)

マネー