GW明けに新入社員が消える!「退職代行サービス」大人気の深刻事情

「退職代行」サービスに新入社員からの依頼が相次いでいるというニュースがメディアを賑わせている。

 自分に代わって退職の連絡をしてくれるサービス「退職代行モームリ」のYouTubeチャンネルで公開されている「退職代行の会社への電話現場をガチ公開」というタイトル動画は、これまで292万回超も再生されており、いかに退職を考えている人が多いのかがわかる。同サービスは2022年3月にスタートし、総依頼件数はこの2年で8000件を超えているというのだから驚きだ。

 もっとも、本当の繁忙期はむしろこれからではないかと見られている。どうやら毎年ゴールデンウイーク明けに現れる「心理的ストレス」が原因のようだ。

 ネットニュースライターが語る。

「毎年この時期、SNSには“#全日本もう帰りたい協会”のハッシュタグがタイムラインを賑わせます。実際、休み明けに出勤したら、新入社員が全員辞めていたという笑えないケースもあるのです。また、駅で体調を崩す乗客が現れて、電車の遅延があちこちで発生するのもよくある光景。GWが終われば7月15日の海の日まで祝日がないため、6月に祝日の制定を求める声も上がっています」

 GW明けに会社に行きたくないのはなにも新入社員だけではないが、たしかに次の祝日が見えないと、仕事へのモチベーションに影響するのもたしか。6月であれば、「雨の日」「水の日」「梅雨の日」などが設けられてほしいところだ。

(ケン高田)

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