俳優の谷原章介が4月17日、メインキャスターを務める情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。カン違いコメントに続き、旅行のプロの節約法にケチをつける場面があった。
番組では、円相場が一時1ドル=154円台をつけるなどして、記録的となった円安による生活への影響を特集。GWの海外旅行も影響を受け、旅行代金が高騰していることが伝えられた。航空・旅行アナリスト・鳥海高太朗氏によれば、2021年に旅費や食費、滞在費などを含めて10万円で行けた海外旅行は、同じ内容で行くとしたら現在では17万円もかかるという。
21年と比較して24年の海外旅行費用が2倍近くに跳ね上がったということだが、谷原の解釈は違った。「ちょっと待ってください。これは旅費だけでなく滞在費も込みということ?」と確認した後、「そんなもんじゃすまないでしょ、絶対すまないよね。だって、旅費と滞在費と食費でしょ。17万じゃ無理だよ!」と息を巻いたのだ。
これがネット上では、《10万円で行けたものが17万円になっているという例えが理解できない谷原》《以前の海外旅行で10万円かかったものが、同じことをしても今は17万円かかると言っているのに“17万円で海外旅行なんて行けないでしょう”とはお粗末な発言》などと指摘を受ける始末。
続いて、鳥海氏が海外旅行の節約手段として、食事は外食せずにテイクアウトしてホテルで食べたり、ミネラルウォーターは高いので日本からペットボトル飲料を手荷物として預けて持参したりしていることなどが紹介された。
すると、谷原は「帰りの荷物が重いのはいいですよ。お土産、いっぱい買うからね。行きから(ペットボトルを持参して)重いって、どうなのよ」と反論した後、「海外行ってまでホテルでテイクアウト?そりゃ、(家族が多い)俺は助かるけども、旅行行った気分としてどう?」と疑問を投げかけたのだ。
「谷原は事前にきちんと打ち合わせをしたのでしょうか。旅行費用の比較では、完全に勘違いした発言でした。海外旅行の節約法についても、旅行費の高騰で困っている視聴者は“なるほど!”と参考になったはずです。それなのに谷原はケチをつけ、鳥海氏にも失礼な発言でした」(テレビ誌ライター)
売れっ子の谷原ほど稼ぎがあれば、贅沢三昧の海外旅行ができるのだが……。
(石田英明)