4月8日に放送された第1話では、29歳の広瀬アリスがポニーテール&制服姿で高校生を演じ、「さすがに無理がある」との指摘が相次いだ月9ドラマ「366日」(フジテレビ系)。
15日に放送された第2話では、事故に遭い頭を打って緊急搬送された遥斗(眞栄田郷敦)の手術が終わり、なんとか一命を取り留めたものの意識は戻らず、医師の池沢友里(和久井映見)から後遺症が残る可能性が指摘された。
その後もドラマは暗く重い展開が続く。遥斗はデートの待ち合わせ場所のスカイツリー前で子どもを助けようとして橋から転落していたことから、「約束なんかしなければ…」と自分を責める明日香(広瀬)。さらに遥斗の家族から「よその人に中途半端に関わってほしくない」と拒絶されるなど、滅入る展開がこれでもかとばかりに繰り広げられた。
ドラマライターが語る。
「第2話はとにかく暗い展開が続きました。病院のベッドに横たわる遥斗が痙攣でブルブルと震え出すシーンはまるでホラー映画のようで、反射的にチャンネルを変えてしまったという視聴者も少なくなかったようです」
そもそも広瀬のキャラを考えれば、強い性格の女性を演じさせたりコメディータッチのドラマの方がしっくりくるのは確か。加えて月9では永野芽郁主演の前作「君が心をくれたから」もヘビーな展開だったことから、なぜ2クール連続で暗いテーマを選んだのか、疑問の声もある。
第2話の世帯平均視聴率は6.4%で第1話からさらに0・8ポイントも下落している。いよいよ第3話は5%台突入になってしまうのか。
(ケン高田)