1月4日、宮沢りえの「Santa Fe」など数々の写真集を手がけてきた写真家・篠山紀信氏が亡くなった。今回の訃報を受け、過去の撮影秘話に再び注目が集まっている。
「篠山氏といえば2018年、雑誌『UOMO』の美女を撮り下ろす連載企画『美女標本箱』で、田中みな実の大胆セミマッパ写真を撮影し話題となりました。その撮影について、田中がバラエティ番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で明かしたところによると、彼女は撮影の際、バストトップが見えるのを避けるため事前にニップレスを貼っていたそう。しかし、撮影が続くうちに篠山氏から『邪魔だからそれも取っちゃおう』と提案され、田中は『取っちゃうと(バストが)見えちゃうんですけど…』と抵抗するも、最終的に根負けして外してしまったと言います」(芸能記者)
また、橋本マナミも過去、「CHANTO WEB」のインタビューで篠山氏とのグラビア撮影について語っている。橋本によると現場では当初、ニップレスやアンダーショーツを身に着けていたそうだが、篠山氏から「すべて取ってくれ!」と指示されたことで、マッパで撮影に臨んだという。また、当時のことについて橋本は「撮影前、篠山さんから『本当のパンツは脱がなくてもいいけど、心のパンツは脱いできてね』と言われていたんですけど、心のパンツだけでなく、本当のパンツも一緒に脱いでました」と振り返っている。
そんな数々の伝説を残す篠山氏が、特に絶賛していたのが筧美和子だったという。
「篠山氏は2014年、筧美和子が豊満バストの大部分を惜しげもなく披露した写真集『ヴィーナス誕生』を撮影しました。当時の『日刊ゲンダイDIGITAL』に掲載された篠山氏のインタビューによると、通常、女性タレントのほとんどはニップレスやアンダーショーツを身に着けて現場に現れるそう。しかし、筧はバスルームの場面にて、一切隠すことなく“見事にマッパで来た”のだとか。そんな彼女に対して、篠山氏は『バスルームってものは本来、すっぽんぽんで入るもの。撮影現場でもできるかできないかで、人間性やタレントとしての素質が分かる。彼女は初対面の時から堂々としていた』と、写真集への覚悟を絶賛していました」(前出・芸能記者)
これらの“脱がせ伝説”は篠山氏の死後、改めてネットで話題となっており、「遺品のカメラの中に大量のお宝が眠っていそう」「羨ましくてしょうがない!」などと羨望の声が集まることに。今後も、モデルを務めた女優たちから様々な逸話が飛び出すかもしれない。