沢尻エリカが、約4年ぶりに芸能活動を再開すると各メディアに報じられた。復帰作に選ばれたのは、来年2月に上演される舞台「欲望という名の電車」だという。
「舞台『欲望という名の電車』は、アメリカの劇作家テネシー・ウィリアムズのピューリッツァ―賞受賞作です。今回、沢尻は主人公のブランチを演じ、義弟のスタンリー役を伊藤英明が演じます。沢尻は2019年、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されましたが、伊藤もまた2001年に、マジック・マッシュルームを食べて幻覚症状を起こし、病院に運ばれたという騒動がありました。それだけにネットでは『意味深なキャスティング』と注目を集めています」(芸能記者)
また、沢尻といえば2007年、主演映画「クローズド・ノート」の初日舞台あいさつにて、MCの質問に「別に」と答え、睨みつける姿がニュースになった。じつはその裏で、もう1つの暴走を起こしていたのだという。
「11月2日発売の『週刊文春』のコラムで放送作家・鈴木おさむ氏は、自身が脚本を手がけた2008年公開の映画『ハンサムスーツ』について綴っています。彼によると当初、映画のヒロインは沢尻が演じる予定だったそう。しかし、キャスティングが決まった後、突然沢尻サイドから呼び出しがあり、沢尻から『この脚本と私のコメディセンスにズレが出てきました』と言われたのだとか。そして沢尻はアメリカのコメディドラマを挙げて説明してきたそうですが、鈴木氏は“今さら、彼女が求めているようなコメディドラマになど直せないし、直したくない”という思いから交渉は決裂、土壇場で主演女優を失ったといいます。また、奇しくもその日は沢尻が『別に』事件を起こした日だったそうで、結局映画は、沢尻と同じ事務所だった北川景子がスケジュールを無理やり調整して出てくれたというのです」(前出・芸能記者)
2018年に行われた映画「食べる女」の舞台挨拶では、「私もいろいろ失敗してきてるので。それも経験だし、悪くない。それを乗り越えると人って強くなれるし、輝ける」と前向きに話していた沢尻。今度こそ失敗のない女優人生を全うできるだろうか。