「ドバイで性的サービスしてる」人気艶系女優に悪質デマが流れる「トンデモ背景」

 ネット上で、時に誹謗中傷に晒されることも珍しくない艶系女優。10年以上のキャリアを誇り、現在も第一線で活躍する人気艶系女優の篠田ゆうもつい最近、悪質な被害に遭ったという。

 8月11日には自身のX(旧Twitter)に、《私がドバイで身体売ってるとか、ホストにハマっててやばいとか、私が誰の悪口言ってたとか作り話流すのやめて貰えるかな》と投稿した。質の悪い噂話がネット上で拡散されたことで、多大な迷惑を被っているようなのだ。

 これについては、女優仲間の波多野結衣が、《たまにあるよねそういうの》と投稿し、加藤あやのも、《ゆうちゃんとかけ離れすぎてて、はい?って感じだね》と同情のコメントを寄せている。

 では、なぜこんな噂が流れてしまったのか。艶系業界に詳しい夕刊紙記者は「元ネタになるような話があり、それを元に創作された可能性が高い」と指摘する。

「例えば、90年代に活躍した艶系女優が、ある国の皇太子が来日した際、数百万円の報酬で一晩の相手に指名されたという記事が週刊誌で報じられ、当時大きな話題になりました。中高年の艶系ビデオファンの中にはこの一件を覚えている人も多いはず。そこを意識して流した噂かもしれません」

 また、中国人の爆買いが話題になっていた時期には、彼らを相手に性的な契約をしている艶系女優がいる、などと複数のメディアが報じている。

「中国では日本の艶系女優が人気で、上海や広州など本土の主要都市をはじめ、香港やマカオでも彼女たちを日本から招き、イベントが頻繁に行われていました。その際に『現地の関係者から話を持ち掛けられた』という証言を複数の女優から得ています。こちらも1回100万円やそれ以上の報酬を提示してくることが多いため、中には応じてしまう子もいたようです。そうした話が記事になっていたこともあり、運悪く篠田がターゲットになってしまったのかもしれません」(前出・記者)

 デマだからと笑い飛ばせないのは、それを信じてしまう人が少なくないからだ。篠田は先の投稿で法的措置については言及していないが、デマが名誉毀損にあたる可能性もあることを発信者は肝に銘じるべきだろう。

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