バラエティ番組「ロンドンハーツ 女性芸能人スポーツテスト2023」(テレビ朝日系)が13日に放送され、参加したタレントの大島麻衣が、共演の有吉弘行から執拗なイジりを受けて困惑する様子を見せた。
同番組は22人の女性芸能人が参戦した恒例のスポーツテスト。進行役のロンドンブーツ1号2号・田村淳、有吉弘行、アンタッチャブル山崎弘也の3人が出演者紹介をかねて、女性出演者1人1人を面白おかしくイジるのがいつものパターンとなっている。
そこで今回、11年ぶりに参加した大島に、有吉は「今日は地元(開催)だからね」と、この日の収録地の運動場がある埼玉県鴻巣市が大島の地元だとする謎のイジリを展開。
これを受け、山崎も“港区女子”ならぬ“鴻巣女子”というワードを使って、「鴻巣から走って港区まで行ってるんじゃない」と畳みかける連係プレーを見せた。
この予想外のイジリに大島は「(鴻巣に)初めて来ました」と、鴻巣とは縁もゆかりもないことを表明したのだが、味をしめた有吉はエンディングまで“鴻巣女子”でイジり続けている。
この有吉のしつこいイジリについて、なぜか一部視聴者から称賛の声が上がっているというのだ。
「大島はこれまで度々バラエティ番組で、近年増加するエセ港区女子と本物の港区女子の違いを説いたりと、我こそは本物の港区女子だとアピールしてきました。とはいえ、大島の出身地は千葉県野田市ですから、芸能界デビューしてから港区で飲み歩いているというだけで、港区女子の代表を気取る大島に不快感を抱いている人も多いのです」(エンタメ誌ライター)
おそらく有吉も、そこに違和感を感じていたのだろう。実際、5月16日に放送された「ロンドンハーツ」で、港区女子色を前面に出した大島のYouTubeチャンネルの動画を紹介した際に、有吉は「こういう人になっちゃったんですね、もうね」と、失望したかのようなコメントを残している。
「さらに2月26日に放送された自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)でも、デート代を男がおごる・おごらない問題について、大島が自身のYouTubeチャンネルで男性がおごるべきだと持論を展開したことについて取り上げ、有吉は『これね、大島麻衣さん…きな臭いですね』と、引き気味に話していたのです」(前出・エンタメ誌ライター)
そのため有吉も「すっかり気持ちは港区女子」な大島が鼻につき、「お前は港区じゃないだろう」という意味も込めての鴻巣女子イジリだったのではないだろうか。
(本多ヒロシ)