「老化は44歳と60歳に急激に進む」有吉弘行もナットクしていた最新研究結果の説得力

 先ごろ、人の老化は徐々に進むのではなく、44歳、60歳前後の2度、急激に進むというアメリカのスタンフォード大学による研究結果が報じられ、話題になっている。

 この研究は、同大学医学部のマイケル・スナイダー教授らが行ったもので、アメリカ在住の男女108人(25歳~75歳)を対象に、3~6カ月ごとに血液や皮膚などのサンプルを採取し、数年間調べたという。

 結果、40代ではアルコール・カフェイン・脂質の代謝、心血管疾患、皮膚・筋肉に関係する分子に大きな変化がみられ、60代では、炭水化物・カフェインの代謝、免疫の調節、腎機能、心血管疾患、皮膚・筋肉に関連する分子に大きな変化が出たとのこと。

 60代の変化については、この時期になると加齢に関連する病気にかかりやすくなるため研究者らにとっては意外なことではなかったという。一方、40代の変化は閉経や更年期の影響で女性特有と推測していたが、今回の研究で男性にもあることが判明したそうだ。

「SNS上ではこの最新の研究結果に、『これわかる。老けるのって徐々にじゃなくある時急にガクッと老けるんだよ』『確かに60歳を過ぎてから体力の衰えを感じるようになった』など思い当たる節のあるコメントが数多く見られました。お笑いタレントの有吉弘行も8月18日放送のJFN『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』でこのニュースについて、『昔の人はすごくてさ、結局厄年とか還暦とかの辺なんだよね。そこでグッと体力が落ちるから“気を付けろ”ってことなんだろうね』とコメントしている。概して腑に落ちる反応のようですね」(女性誌ライター)

 この年齢が近づいたら、食事や運動など生活習慣を見直したほうがいいかもしれない。

(鈴木十朗)

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