映画やドラマを主戦場とする人気女優は、多忙なスケジュールの中でどうやって美ボディに磨きをかけているのか。その舞台裏に迫った。
「細ければ細いほどいいという時代はとっくに終わり、今は個性をいかに引き立たせるかをテーマに、体型に合ったボディメイキングが主流となっています」
とは芸能評論家の三杉武氏。続けて、芸能ジャーナリストの平田昇二氏がおすすめのアスリート系女優を挙げるには、
「多くの女優からお手本とされているのが菜々緒(34)。行きつけのジムでは、全身に電流が走る特殊なスーツを着て筋トレに励んでいるそうで、たった15分でも十分な効果が得られるとか。インスタグラムに際どい水着姿や上半身マッパのサービスショットをバンバン投稿しているのは、自信の表れでしょう。なお、水野美紀(48)や内田理央(31)も、この電流ビリビリトレーニングの信奉者として知られています」
女優陣が最先端の〝時短ジム〟に通う一方で、あの人気女優はナチュラル志向のトレーニングを取り入れている。
「有村架純(30)は8年前からパーソナルジムに通い、マシンを使わない自重トレーニングで体をいじめています。街中をランニングする際にも、自然の音を聴くために、イヤホンの類はつけずに走るそうです」(芸能ライター)
ファッションモデルとしても活躍する三吉彩花(26)も〝筋トレオタク〟として知られている。
「キックボクシングからピラティス、ヨガにダンスまで、ありとあらゆる手段を駆使して体磨きに専念。海外のショーでも外国人モデルに見劣りしないボディを作り上げました。同世代では中条あやみ(26)もアスリート級のボディの持ち主で、下半身パツパツのレギンス姿でジムに出入りしています」(芸能プロ関係者)
21年9月に発売された女性誌の「美胸特集」で圧巻のバストを見せつけた倉科カナ(35)は、芸能人御用達のジムで頻繁に目撃されている。
「月額利用料は10万円以上という高級ジムで、利用者は個室を貸し切り状態にできるため、芸能人に人気が高い。ただし、予約は必須で、指定時間にならないと中に入れない仕組み。そのため、ジムの前では、ウロウロして時間を潰す女優の姿をちょくちょく見かけます」(前出・平田氏)
ベテラン勢も負けてはいない。かつてバラエティー番組で、
「男は裏切るけど筋肉は裏切らない」
こう言い放った天海祐希(55)は東京・恵比寿の高級ジムで汗を流していた。
「何を隠そう、そのジムは阿部寛(58)や石田ゆり子(53)も会員で、天海が阿部に筋トレの仕方を聞いたりして親交を深めていたとか。今やジムは芸能人脈を広げる場としても活用されています」(前出・平田氏)
人気女優たちは今日も見えないところで努力を続けている。