伊集院光「任天堂はこういう商売を許さない会社だと…」映画“スーパーマリオの特典商法”が物議

 東宝東和が5月16日、CGアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の世界興行収入が、約1600億円を突破したと発表した。同映画は、日本でも劇場に多くの観客が詰めかけているという。

「映画『スーパーマリオ』は日本で4月28日にスタートして以降、国内映画ランキングで3週連続で首位を獲得。同時期に公開されているアニメ映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』や、人気テレビドラマを映画化した鈴木亮平主演『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』を抑え、現在も記録を伸ばし続けています」(映画ライター)

 そんな中、伊集院光も5月18日発売の「週刊ファミ通」のコラムにて、映画「スーパーマリオ」を劇場で鑑賞したと報告。映画について「任天堂の新しいゲーム機が出る際に、ローンチタイトルで出る『マリオ』のオープニングにいつも驚かされてきた感じが延々と続くぜいたくさ」「ちゃんと観て損はないデキでした」と称賛した。その一方で、映画の特典商法については苦言を呈している。

「映画『スーパーマリオ』の劇場鑑賞者には、数量限定でキャラクターのステッカーが4種類の中からランダムで貰えます。近年、来場者への特典を用意する映画は珍しくありません。しかし、ランダムにすることで、全種類コンプリートしたい人は映画館に何度も通うか、転売者から購入する必要があります。そんな中、伊集院は先日、『マリオ』を鑑賞したある子供が情報番組のインタビューで『全部集めるためにまた来る』と答えている様子を見たそう。これを受け『そういう時代だし仕方ないか』と前置きしつつ、『任天堂はこういう商売を許さない会社だと思っていたが…』とコラムで苦言を呈しています」(前出・映画ライター)

 今回の特典商法については、一部ネットでも「天下のマリオに、こんなアコギな商売はしてほしくなかった」「CDに握手券をつけるようなことをマリオがやるなんて」などとガッカリする声があがっている。

 子供たちにファンが多いマリオなだけに、純粋に作品だけで勝負してほしいと考える人も多いようだ。

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