「そんなに便利ですか!」玉川徹氏の“口撃”で森山みなみアナが半ベソに…

 テレビ朝日の森山みなみアナウンサーが5月15日、アシスタントを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に出演。コメンテーターの同局・玉川徹氏に詰め寄られ、半ベソになった。

 番組では、マイナンバーカードに紐づけられた健康保険証が他人のものであったという、人的ミスによる誤登録が起きた問題を取り上げた。健康保険証は2024年秋に廃止され、マイナンバーカードに一本化される。

 今後、マイナンバーカードが保険証や運転免許証と一本化される動きについて、月曜コメンテーターを務めるタレントの石原良純は「一元化されていくのは面倒くさくなくていいと単純に思う。一元化されるのは怖いと思っている人もいるけど、僕は(一元化)がどんどん進んでいくと思う。1枚のカードで済んだほうがいいし」と、一元化を肯定。

 一方、玉川氏は「利便性はそれほど上がりますか?」と反論。「僕は今、保険証があって、免許証があるけど、これがマイナンバーカードに1本化できますというけど、2枚が1枚になるだけでしょ」と言い、苦笑しながら「そんなものが、利便性があるとは思えず、むしろ個人情報が漏れたり、恣意的に運用されたり、そうしたリスクを担保してくれと、僕は強く言いたい」と持論を展開した。

 マイナンバーカードの利便性について、今度は森山アナが「私は保険証の紐付けはしていませんが、マイナンバーを作っていて」と明かし、「行政手続きは1枚で済むので便利ではあるのですが…」と、石原と同意見。すかさず玉川氏が「そんなに行政手続きに行く?」と詰め寄ると、森山アナは「まぁ…」と意気消沈し、半ベソ。さらに玉川氏は「そんなに便利ですか!」と畳み掛けると、森山アナは何も言えず、石原が「マイナンバーがあって便利だと思う瞬間、ありますよ!」と助け舟を出す一幕があった。

 ネット上では《玉川さんの言う通り。そんなに行政手続きに行かないでしょ》《玉川さんに突っ込まれて何も言えないアナウンサー》《市役所に言って、マイナンバーカードがなくて困ったことがない》などと、今回は玉川氏に分があるようだ。

「森山アナといえば、21年に入社後、翌年から『モーニングショー』に抜擢された逸材。たどたどしさは残っていますが、玉川氏との掛け合いも見事で、ときには手玉に取っているようにも感じます。この日は玉川氏の〝口撃〟でタジタジになっていましたが、その困った顔が珍しく、貴重な映像になったと思います」(テレビ誌ライター)

 テレ朝の先輩だけに反論できなかったか。

(石田英明)

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