石塚英彦が明かした「まいうー」誕生秘話! 生みの親は別人だった

 美味しいものを食べたとき、思わず口にしてしまう「まいうー」。その誕生秘話をホンジャマカの石塚英彦が明かした。

 7月14日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演した石塚は、タレントの内山信二から“まいうー”の起源について聞かれると、「元祖!でぶや」(テレビ東京系)がきっかけだと話した。番組にておふざけで業界特有の逆さ言葉を使っていた際、女性タレントが食事の後、「うまい」を業界風に「まいうー」といったことが大ウケ。みんなで使いだしたのだという。

「石塚が元祖だと思っていた人が多いようですが、実は生みの親は女性タレントだったとは。その後も番組のみんなで使っていたそうですが、グルメレポートなどで『まいうー』を使う機会の多い石塚が言い続け、石塚の言葉として広く認識されるようになったようです」(テレビ誌ライター)

 石塚の「まいうー」は美味しいを表す言葉の代表となったが、他にもオードリー・春日俊彰の「うまし!」やサンドウィッチマンの「ウマーベラス」があり、“ポストまいうー”を巡る争いも激化している。

「芸人だけでなく、漫画でも『まいうー』に続く新たなセリフを生み出そうと漫画家はいろいろな試みをしています。有名なのは、うえやまとちの『クッキングパパ』で主人公の荒岩一味が発する『うまいゾ!』ですね。渡辺保裕の『ドカコック』と『ドカせん』では、『ドカうま』が登場しています。この作品で鳶職が作った料理を食べたキャラクターが『と美食!』と言ったのは感心しましたね。流行らないとは思いますが(笑)」(漫画誌編集者)

 果たして「まいうー」に続く決め言葉は誕生するだろうか。石塚英彦のように偶然に期待するしかないか。

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