イーロン・マスクがアップルに激怒で「テスラフォン」誕生に現実味

 ツイッターを買収した実業家のイーロン・マスク氏が自身のアカウントに「アップルがツイッターをApp storeから排除すると脅してきた」と投稿。マスク氏はアップルとの全面戦争を匂わす投稿もしている。

 11月28日、マスク氏は「アップルはツイッターでの広告をほぼ停止した。彼らはアメリカの言論の自由を嫌っているのだろうか?」と投稿し、アップルのティム・クックCEOのアカウントに向けて「一体何が起きているんだ?」と疑問を投げかけた。その後、マスク氏は「アップルは顧客に影響を与えるすべての検閲措置を公開するべきか?」というアンケートを実施。「アップルはツイッターをApp storeから排除すると脅してきたが、その理由については教えてくれない」と批判を繰り返している。

 マスク氏はそれでも怒りが収まらないのか、「アップルはApp storeであなたが買うものすべてに30%の秘密の税金をかけているのを知っているか?」とApp storeに適用されている最大30%の手数料について言及し、「30%を払う」か「戦争に行く」の二方向に別れた道を「イーロン」と書かれた車が「戦争に行く」に向かう画像も投稿している(現在は削除済み)。

「アップルが広告を停止したことに怒り心頭なマスク氏ですが、11月26日にフォロワーから、アップルとグーグルがアプリストアからツイッターをクビにした場合どうするかを尋ねられ、『そうならないことを願っていますが、他に選択肢がない場合は代替のスマートフォンを作ります』と回答。以前からたびたび登場が噂されていた『テスラフォン』の開発を示唆していました。App storeからTwitterが排除されれば大打撃を受けることになりますが、このまま両者の関係がこじれるようなことがあれば、独自のスマートフォンを開発する可能性も十分にあると思います」(ITジャーナリスト)

 ツイッターが「テスラフォン」専用アプリになる可能性も?

(小林洋三)

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