三田友梨佳アナが謝罪、「梨泰院150人圧死」で笑い声をあげたのは?

「先ほどの梨泰院での事故のVTRを紹介する際に、出演者から不適切な笑い声がありましたこと、お詫びいたします」

 11月6日放送の「Mr.サンデー」終盤で、フジテレビの三田友梨佳アナウンサーがこう言って深々と頭を下げる一幕があった。三田アナは10月23日に第一子妊娠を報告していたこともあって、ネット上では《なんで三田アナが謝るの?》《本人に謝罪させなよ》といった声が相次いでいる。
 
 視聴者から「放送事故」が指摘されたのは番組中盤、韓国で起きた梨泰院雑踏事故を取り上げるシーン。スタジオには約5.7メートル×約3.2メートルのスペースが表示され、三田アナは「これは1週間前の韓国梨泰院の雑踏事故でおよそ300人が密集し、多くの犠牲を出したとされる範囲です」と解説。司会の宮根誠司はブルーで表示されたエリアを指して、「このエリアに300人の人がいたんですよ。考えられないですよ」とコメントすると、その背後に座るコメンテーターが「ハッハハハ!」と高笑い。番組ではその後、事故で亡くなった日本人留学生の通夜の模様を伝え、「圧死」の恐ろしさを伝えたが、この笑い声に反応したSNSユーザーからは《さっき誰か笑った?》《眼鏡の男性が笑ったよね?誰?》《なんで笑えるの?人亡くなってるんだよ》といった声が殺到していた。
 
「笑い声をあげたのはクリエイティブディレクターの三浦崇宏氏です。もう一人のコメンテーターは木村太郎氏で、じっと前を見据えていました。放送中に違和感を覚えた視聴者は少なくなかったようですが、おそらく放送中に苦情が入ったのでしょう。不適切な笑いからおよそ30分後に三田アナが謝罪する運びになりました。謝罪シーンだけを見た視聴者はワケがわからず、《なんで謝ったのか》と疑問を投げかけていました」(芸能記者)

 梨泰院雑踏事故のVTRが流れた後、「圧死」についてコメントを求められた三浦氏は、「ちょっと考えられないですよね。満員電車の中とか日本のハロウィンとかでも、雑踏ってよく見かけますけど、人がこれだけの方が亡くなってしまうほどの雑踏事故ってボクは知らないので…」とコメントしていた。

 約5.7メートル×約3.2メートルのスペースで150人以上が圧死した状況に、笑い声をあげたのは、やはり不適切と言わざるをえないだろう。

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