まさかの親子丼漬け?「生娘」炎上の吉野家に一転、援護射撃ムードが!

 早くも今年の“裏流行語大賞”受賞が決定的な「生娘シャブ漬け戦略」。大手牛丼チェーン・吉野家の当時の常務が、デジタル時代のマーケティング講義の場で放ったパワーワードだ。さすが最先端のマーケッター。

 だが、この発言により吉野家の株価は急落、客足に影響するほど逆宣伝、日本中がドン引きしてしまった。10年かけて研究したという新商品「親子丼」のCM発表会も中止に。だが、直後に当の常務が同社から放逐されると、株価はじょじょに値を戻し、また世間的にも吉野家を援護するようなムードが漂い始めた。

 19日に親子丼が発売されると、SNSには実食した人からの感想が続々と書き込まれた。いわく《大ぶりの鶏肉は食べ応え十分で卵はふわふわトロトロ》《話題性やら抜きにしてマジで旨い!別に中毒とかではないけど、普通にリピートしたいレベル》《美味い美味い言うから食べたらめっちゃ美味いやん、今までで歴代1位やねんけど笑》《これ本当に『高蛋白、低脂肪、低炭水化物』を目指した吉野家渾身の新商品だと思う》《これで437円ってコスパ最高やん》《これは…まちがいなく最高傑作!》《吉野家の親子丼 炎上商法では?と疑ってしまう》などなど高評価がズラリ。

「このところ吉野家は失態続きでしたからね。先月には『名前入りオリジナル丼』プレゼント企画について問い合わせたヘビーユーザーの顧客に対して、お客様相談室長が高圧的対応をしたとして大炎上しました。そして今回も、人数限定の有料講演という気の緩みからか、ウケ狙いで発した言葉がSNSで晒されてしまった。分厚いファン層をもつ吉野家でも、今度ばかりは取り返しがつかないとみられていたのですが…」(メディアライター)

 ウソのような親子丼推しなのである。災い転じて大ヒット? ならば開発担当者もうかばれようが、ただ女性たちの間では「それで済ませていいの?」という憤懣も渦巻いているとか。

「女性蔑視の極致ともいえる暴言でしたから、許せなくても当然です。もともと女性1人では入りにくいうえに、店の人がこんな風に思っていたとわかったら、二度と吉野家には行きたくないという気持ちも分かります」(女性誌ライター)

 と、ぷんぷん怒っていたらお腹がすいてきた。あー親子丼が食べたい…。

(小机かをる)

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