元おニャン子・生稲晃子、自民党から参院選出馬も“7番目”の候補だった?

 アイドルグループ・おニャン子クラブの元メンバーでタレントの生稲晃子氏が4月6日、自民党本部で記者会見を開き、夏の参議院選挙の東京選挙区から出馬することを表明した。

 会見では「病気と仕事、子育てを両立してきた自分の経験を政策や法律、予算に反映できれば、世の中のお役に立てるのではないかと思い、出馬を決意した」と述べた。生稲氏は1986年、おニャン子クラブに加入し、卒業後は女優やリポーターとして活躍。2011年に右胸に乳がんが見つかり、治療と乳房再建のために5度の手術を経験した。

 自身の経験を国政に生かせば立派に職務を果たせそうだが、本命は生稲氏ではなかったようだ。4月7日発売の「週刊文春」によると、自民党は「知名度のある女性」をターゲットに候補者を絞り、本命は一億総活躍国民会議民間議員を務めた女優の菊池桃子氏だったという。だが、願いは叶わず。そのほか、ジャーナリストの安藤優子氏、弁護士でフリーアナウンサーの菊間千乃氏、参院議員の片山さつき氏の名前が挙がったが実らなかった。

 同日発売の「週刊新潮」でも、生稲氏の前に菊間氏、片山氏のほか、キャスターの小谷真生子氏、国際政治学者の三浦瑠麗氏らの名前が浮上し、実際に打診したようだが、話がまとまらなかったようだ。

 菊池氏、安藤氏、菊間氏、片山氏、小谷氏、三浦氏に続く、少なくとも7番目以降の候補だったと思われる生稲氏。でも、実力では負けていない。

「2016年に内閣府に設置された『働き方改革実現会議』の民間議員に選ばれた実績があります。がんの啓発イベントにも参加し、がん検診を受けることの大切さを訴えています。女性の社会進出や、健康関連の分野では十分活躍できそうです。また、『文春』によると、吉祥女子高校にトップ合格し、国立大進学コースにいたといいます。もともと頭のレベルは高いはずです」(芸能記者)

 7番目の候補でも当選すれば大活躍できそうだ。

(石田英明)

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