4月4日からスタートした情報番組「ポップUP!」(フジテレビ系)の初回視聴率が、3.2%だったことがわかった。同番組は、前番組の数字から大きく下げたという。
「1日に最終回を迎えた坂上忍MCの『バイキングMORE』は、視聴率4.8%を記録していました。しかし『ポップUP!』の初回は、そこから1.6ポイントもダウンすることに。新番組はフジのアナをMCにグルメ、美容、ファッションなどを扱った無難な企画が並んでいるのですが、『バイキング』が時事ネタを扱い、歯に衣着せぬ発言も話題を集める番組だっただけに、視聴者から『坂上忍のほうが良かったと思う日が来るとは…』『退屈すぎる』と厳しい声が多くあがっています」(テレビ誌記者)
そんな「ポップUP!」の中で目玉企画となっているのが、「スター・ニュース速報」という今をときめくスターをスタジオに招き、ゲストにまつわる噂を本人に直撃していくトークコーナーである。第1回には女優の上白石萌音が登場したのだが、コーナーの演出に関して、視聴者から疑問の声が相次いでいるという。
「『スター・ニュース速報』はゲストとのトーク中、突然フジのアナが画面にフェードインし、真顔で『ここで速報です』とゲストに関する情報を伝えるという演出が何度もあるんです。しかし、この速報の警告音が、実際の災害時に流れるような大きな音であるため、SNSでは『緊急地震速報かと思って心臓に悪いからやめて』『速報で遊ばないでほしい。地震が多い今の時期に不謹慎では?』『そのうちオオカミ少年のように誰も速報に見向きしなくなるよ』と苦情が相次ぐことに。実際にこの日ゲストだった上白石も、突然の警告音に体を激しくビクつかせ、絶句していました」(前出・テレビ誌記者)
また、4月5日の放送では、スターゲストとして社会学者の古市憲寿氏が登場したため、「2回目にしてスターが古市ってショボすぎる!」と人選に対しても厳しい声があがっている。はたして「ポップUP!」は、「バイキング」を超える長寿番組となれるだろうか。