タレントとファンをつなぐツールとして今や欠かせないものとなったSNS。中でもインスタグラムはおしゃれな美女タレントが多く利用している。
そんなインスタブームも一段落したのか、アカウントを閉鎖するケースも出てきた。女優の森七菜は事務所を移籍すると同時にアカウントが削除され、新たなアカウントが作られている。剛力彩芽や華原朋美もインスタアカウントを削除した。
女優の杉咲花も今年5月にインスタを閉鎖。理由を〈お芝居を通してなにかを伝えるということに、より一層集中していきたい気持ちが強くなっていました〉と説明している。閉鎖を報告する投稿がされた後、時間をおかずにアカウントが削除された。
ところが7月18日になってアカウントが復活。杉咲の写真が次々と投稿され、出演番組の告知などが行われている。
「一見すると杉咲がアカウントを復活させたように思えますが、実際は彼女のファンが運営しています。プロフィール欄にちゃんとファンアカウントであることが明記されていますね。このファンは杉咲のアカウント名『hanasugisaki』が削除された後に、同じアカウント名で開設したのだと思われます。それを知らない人にしてみれば、杉咲のアカウントが復活したと思ってしまうでしょう」(週刊誌記者)
IDとパスワードを不正に入手する乗っ取りとは少し違うかもしれないが、ファンに勘違いさせるという意味ではよからぬ状態だろう。
「杉咲のアカウントを取得したファンはファンアカウントであることを明記し、杉咲のイメージを損なうような投稿はしていないので問題になっていませんが、もし悪意のある人だったらどうなったか。タレントのふりをして問題発言をするケースが今後出てくるかもしれません」(前出・週刊誌記者)
アカウントは削除せず更新をストップさせるだけにするのがベストなのかもしれない。