もちろんパワーストーンを愛好するのは女優だけではない。
「ムーンストーン、プレシャスオパール、ローズクオーツ‥‥パワーストーンといってもその種類は様々です。ダウンタウン・浜田雅功(58)の左腕には常にごつい数珠が巻き付けられている。なんでも奥さんの小川菜摘(58)が不貞防止に『仕事運がアップする』と言い含めて身に着けさせているそうです」(芸能デスク)
果たしてその効果はあったのか。
「特に人気なのが水晶。邪気を吸う効果があるため、時に月光浴をさせ〝浄化〟するメンテナンスが必要になります。ストーンにハマりすぎて家中鉱石だらけになった俳優もいますが、あまり集めすぎると石がケンカして効果がなくなるそうです」(女性誌記者)
お笑い界で近親者の占いにどっぷりなのは、友近(48)だ。事情を知る吉本興業関係者が明かす。
「友近は大学を卒業した後に地元愛媛の温泉で仲居の仕事をしていた。が、芸能界への夢をあきらめきれず母親に相談したところ『大阪へ行って吉本入りするといい』と勧められた。その後、仕事に関することは必ず母に相談しているそうです」
どうせなら、恋愛相談もすればよかったのに。
「順風満帆な時はいざ知らず、病気や仕事減少などでふっと心の隙ができたところを狙われる。その最たる例が、19年2月に白血病を告白した競泳選手の池江璃花子(21)でしょう。東京五輪で女子4×100メートルメドレーリレーなど3種目での見事な復活劇は喝采を浴びましたが、その裏でなべおさみ(82)の元で〝手かざし治療〟を受けていたことはあまり報じられていない。果たして本当に効果があったかどうかは不明ですが、パリ五輪で再びメダルを目指す池江は、今もなべのアドバイスを受けているようです」(女性誌記者)
奇跡のカムバックの次に金メダル獲得となれば、手かざしの真価はパリでどう出るか。
最後に、こんなケースを紹介しておこう。
「これは実際に聞いた話ですが、あるテレビ局幹部が病院に入院したところ、教祖が出版した書籍を差し入れに来たタレントがいたそうです。それも、最初は政治にも関わる宗教団体、次にキリスト教系のアジアの宗教団体、予言書を多数出版する新興宗教と、日替わりで持ってきたそうです」(プロデューサー)
一度ハマッたら、容易に脱することは難しいオカルトの世界。それは、この女性芸能人たちが証明している‥‥。
*「週刊アサヒ芸能」9月30日号より