タレントの上沼恵美子が9月20日、レギュラーラジオ番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)に出演。自身の公式YouTubeチャンネルを開設することを宣言した。
上沼は番組序盤、共演しているお笑いコンビ・シャンプーハット・てつじのYouTubeチャンネル「てつじTV」を観たことを本人に明かすと、「あれって、ずっとやらなアカンの? 時々でええの?」などと質問攻めに。その理由として上沼は「私、(YouTubeを)やるねん」と宣言した。
続けて上沼はYouTubeを始めることにした経緯について説明。当初、自身の芸能生活が50年を迎え、そろそろ店じまいを考えていたというが、夫にその事を話すと「君はね、後ろを振り向く人だから」と後悔することを示唆されたという。その上で「YouTubeなんかいいんじゃないの。僕は分からないけど、楽しそうだよ」と助言されたと明かした。
上沼は「ホンマやなと思って、ちょっと見させてもらったりしてるんですけど、楽しいな」とYouTubeに興味を持ったようで、「(YouTubeは)いろいろしゃべれるやんか。やっぱり(地上波やラジオは)規制があるわけですよ、『こころ晴天』とか」と明かした。さらに「今も言うてるように聞こえてるでしょうけど。100分の1も言えてないんですよ。規制もあるし、規則があって当然」と語り、その上で「1週間前から考えてたの。めちゃくちゃなことは言いませんよ、事実しか言わないんだから」と自由に話せるYouTube開設に思いが至ったことを打ち明けた。
上沼は「たまに親しくって、気楽やわっていう方が、ゲストじゃないけど来てくれたりもできると思うねん」と50年のキャリアを生かした人脈でゲストを呼ぶ構想も明かしつつ、「生きてる限りは時代に向かっていかなあかん。フリートークでやってきてる人間やから向いてると思うんですよ。実現したら見てね」とPRにも余念が無かった。
ネットでは《えー!見たいー!最近はTV見なくなってしまったので、YouTubeなら見ちゃう〜!楽しみにしてます〜!》《賛否両論あると思いますが、きっと面白いから見ると思います!》《これは楽しみ!上沼さんがご飯やお酒のみながら旦那さんお姑さんや、世の中の事を話しながら30分くらい話して欲しい。私もお酒やつまみを用意して一緒に飲んでる気分でゆったりしたい!》《これが本当のえみちゃんねる》など期待の声が殺到した。
「上沼は昨年7月に25年続いたトークバラエティ番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)を突然終了させました。理由はコロナ禍で観客が入れられず、ゲストとのソーシャルディスタンスにもストレスが溜まった結果といい、一部では関西テレビと喧嘩別れの状態で終了したと報じられました。終了直後、上沼は『関西テレビさんには感謝している。足を向けて眠れません』と説明していましたが、今年7月発売の『文藝春秋』に寄せた手記では『大ウソです。足を向けて寝っぱなしです』と暴露。さらに7月19日放送の『こころ晴天』では、『えみちゃんねる』の番組プロデューサーから『最後にとてもここでは言えないようなメール』を送られたといい、確執があったことを明かしました。とはいえ、上沼にとってはライフワークと公言してきた番組の終了にやりきれない思いもあったのではないでしょうか。それがYouTubeチャンネル開設と結びついたのかもしれません」(芸能記者)
もし開設されたらテレビ以上の過激なトークが展開されるのは必至。チャンネル名はやはり「えみちゃんねる」だろうか。
(柏原廉)