「マカオで売られそうになった」理系グラドルが明かした“人身売買”の深い闇

 東京都内の有名理系大学を卒業したリケジョでありながら、スレンダーな美ボディでグラビア業界を席捲。最近ではほんわかした天然キャラでバラエティ番組にも引っ張りだこの理系グラドル、福岡みなみ(25)が“爆弾発言”で物議をかもしたのは11月3日放送の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)。この日は「危機一髪」をテーマに番組が進行していたのだが…。

「マカオで売られそうになった」

 と、仰天体験を告白して、共演者の笑福亭鶴瓶(68)や中居正広(48)をア然とさせたのだった。

 それは大学時代に福岡が女友達とマカオへ旅行した時のこと。レストランで食事を楽しんでいると、リッチそうな男性に声をかけられ、いきなりマカオのお金を渡されたという。当時の様子を福岡が振り返るには、

「友達も『マカオすごいね』みたいな感じで、『やった〜』みたいな感じで仲良くなっていって。案内されたお部屋がめちゃくちゃ高級なスイートルームみたいなところで…。『なんだここ?』って見たらベッドの上にすごい高級な肌着みたいなのが置いてあって、その瞬間に友達と『え?』っとなって友達と顔を合わせて、もうヤバいと思って、もらったお金とかも持ったまま、走って逃げました。怖くて一目散に逃げちゃって…」

 たしかに不慣れな異国の地で、見ず知らずの男性からお金を渡され、案内されたホテルに艶っぽいアンダーウェアが置かれていたとは、かなりの衝撃体験だ。その話に興味シンシンの鶴瓶が「(男からもらったお金の)その額はいくら?」と聞けば、「わかんないです。ホテルのカジノみたいなところで遊んでぜんぶ負けて…」と回答。このド天然発言に鶴瓶は「お前も悪いヤツや!」とツッコんで、スタジオは大きな笑いに包まれた。

 ところが、世界の人身売買事情に詳しいジャーナリストは「とても笑えない」と前置きして次のように語る。

「マカオで旅行者が拉致・拘束されて、そのまま行方不明になるという事件はかなり昔から報告されていました。旅行者の身ぐるみをはがし、パスポートも取り上げて、現地の性産業で働かせたりするケースも…。日本人女性は従順で『なんでも言うことを聞く』という印象が強いので、特に狙われやすいかもしれません。標的にされやすいのは、同じく温和な性格で知られるベトナム人女性。ベトナムで『ホテルの仕事だから』などと騙されて、マカオに連れてこられて、そのまま闇のピンク店で10年以上も働かされた事例もあります」

 福岡みなみといえば、「カラダ偏差値75」を謳う売れっ子グラドル。11月2日発売の週刊誌「SPA!」においても、白の“ヒモ水着”で艶グラビアを披露。胸のサイズ80センチ弱とは思えない豊満なバストと深い渓谷を披露している。もしもマカオで案内された高級ホテルにとどまっていたらピンク嬢として強制労働させられていたのだろうか…。ファンにとっては、ハラハラを通り越して聞くに堪えない危機一髪エピソードとなったようだ。

(倉田はじめ)

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