これは本気なのか、それともボケなのか。とんねるずの石橋貴明が自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で8月23日に公開した動画が、各所で話題を呼んでいるようだ。
その動画「24分間テレビ 〜石橋が地球を救うかも〜」はタイトルの通り、同日に放送された「24時間テレビ〜愛は地球を救う〜」(日本テレビ系)のパロディ。24時間テレビ恒例のチャリティマラソンをもじって、石橋が時間内に完走を目指す様子を追いかけたものだ。
「勇気や感動を与えられる走りを見せたいと意気込む石橋は、東京・台場から両国国技館まで12.2キロの道のりに挑戦。道中では応援メッセージが画面に表示され、おぎはやぎの矢作兼やバナナマンの日村勇紀と設楽統、カンニング竹山といった後輩芸人たちが《頑張れ貴さん!》といった声援を送っていました。ここで10分過ぎに表示された応援メッセージが視聴者を爆笑の渦に巻き込んだのです」(ネット系ライター)
ここで登場したのは、元プロ野球選手の清原和博氏。石橋とは貴チャンネルにて7月23日から3日連続で「対談動画」がアップされた間柄だ。その清原氏はどんなメッセージを送っていたのだろうか。
「清原さんは《貴さん、いつも僕に勇気と希望をくれてありがとう。僕が×××やめられたのも、今の貴さんが居たからです》とのメッセージを寄稿。読み上げる音声にピー音が被さっていた“×××”の3文字はおそらく、視聴者が想像した通りの単語でしょう。問題はその先の部分で、なんと清原さんは《NOシ×ブNOライフ!》と宣言。これには石橋も『それじゃあ、なかったら人生じゃねえってことじゃないか』と、走りながら笑いをこらえることができなかったのです」(前出・ネット系ライター)
伴走するスタッフが「ちょっと英語間違っています!」とフォローするも、石橋は笑いで力が入らない様子。そんな石橋のペースがかき乱されないよう、スタッフ総出で「頑張れ頑張れたーかーさん!」との声援を送るハメになったほどだった。
「これには視聴者からも《これじゃ再犯宣言だろw》《呼吸困難になるくらい笑った》《こういうところがあるから清原は憎めない》などとポジティブな反応が続出。ほかには、薬物に手を出した過去があったからこそ石橋から勇気と希望をもらえたという意味ではないかとの裏読みもありました。ともあれほぼすべてのリプが清原さんに対して優しかったのが印象的でしたね」(前出・ネット系ライター)
動画のラストには「こんな世の中だからこそ笑って過ごそう」という石橋からのメッセージを表示。その提言を清原氏は体現してくれていたようだ。
(北野大知)