テレビ朝日「報道ステーション」の富川悠太アナが新型コロナに感染して、番組を一時降板。テレビ朝日本社ビルを封鎖する騒ぎとなっているが、富川アナのかつての“パートナー”である小川彩佳アナをめぐって、現在出演中の「NEWS23」(TBS系)では、ある課題を抱えているという。
「現在妊娠中である小川彩佳アナがいつ産休に入るか、そして一時的にでも、後継となる代役を誰が務めるのかという問題です。現在のコロナ禍において、小川アナは局のスタジオとは別の場所からリモート中継で出演し、番組一丸となって感染リスクをおさえる姿勢がうかがえます。小川アナは出産予定について『今年の夏』としています。これまで妊娠・出産した女子アナのケースを見ると、出産の1カ月前まで出演していた例もありますが、リミットを7月としても、そろそろ代役を決めないといけない状況にあります」(TBS関係者)
小川アナは数多の人気フリーアナがひしめく「戦国時代」にあって、とりわけプロ意識が高いことで知られている。本サイトに小川アナの写真を提供してくれた芸能関係者が語る。
「小川アナは、昨年12月に市川海老蔵さんの『十三代目市川団十郎白猿』襲名を祝うパーティーで司会を務めた際、途中で体調不良を訴えて退席しています。明らかに具合が悪そうなのに、パーティー開始から約30分はなんとか司会進行をこなしていました。結局、テレビ朝日の後輩のアナウンサーが駆けつけて、司会を代わったのですが、今考えると、妊娠の兆候だったのかもしれませんね」
現在放送中の「NEWS23」にも、小川アナのプロ意識が垣間見えるという。
「4月初旬の放送回で、小川アナは珍しく胸元が開いた衣装を身につけていました。そしてよく見ると、胸元のあたりに赤い発疹ようなものが見られました。おそらくコロナ禍によるストレスが原因ではないかと思いますが、次の日からは胸元をいっさい見せなくなったので、視聴者を心配させたくないのかなぁ…と勝手ながらに想像してしまいました」(女子アナウォッチャー)
そんなタフさを見せる小川アでも、来るべき出産に向けて、「活動限界」を迎える日はもうすぐ訪れる。ここにきて急浮上した代役アナとは……。
「本当は局アナでまわしたいところですが、報道の絶対的なエースという存在がいないというのが現状。そこでにわかに局内で名前があがっているのが、かつて『NEWS23』でメインキャスターを務めた膳場貴子アナです。じつは膳場アナも2015年に、産休で同番組を一時降板。出産からおよそ2カ月後に番組に復帰したのですが、それから1カ月も経たないうちに番組を降板させられています。当時は、『せっかく産休から復帰したのになんですぐに降板させるんだ』との苦情が、おもに女性の視聴者から多く寄せられたそうです。それ以降、TBSは女性に優しくない会社とのイメージがつきまとい、それが現在の『NEWS23』の視聴率低迷の原因とも言われています。もし膳場アナが番組に戻ってくれば、そうしたネガティブなイメージも払しょくでき、小川アナが戻ってきた際にもよけいな気を使わなくても済む。まさに一石二鳥というわけです」(演出・TBS関係者)
このコロナ禍でも、精励を続ける小川アナ。彼女の後任を託されるのは果たして……。