広瀬すず主演映画大ヒットの要因は「電流ビリビリ」とあの女優への対抗意識!?

 3月30日に発表された映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で首位に躍り出たのは広瀬すず主演の「一度死んでみた」(松竹)だった。

「リサーチ対象となった週末は、新型コロナの影響で関東の映画館が次々と臨時休業を発表。その中でも、ロングランヒットとなったカンヌ映画祭最高賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』(4位)をおさえての1位ですからたいしたものです。広瀬さんの卓越したコメディエンヌぶりが評価された結果でしょう」(映画ライター)

 堂々の首位を獲得したのも、広瀬のPR作戦が功を奏したともっぱらの評判だ。公開日となった3月20日前後はテレビに出ずっぱりで、バラエティー番組ではリアクション芸人さながらに、カラダを張った企画に挑んだ。

「3月24日に『ウチのガヤがすみません!』(日テレ系)にゲスト出演した際は『電流ビリビリマシン』に挑戦。まるで公開処刑のように、3万ボルトの電流をモロに食らっていました。その際の彼女の反応に、ネット上では『サービス精神が旺盛すぎる』と大盛り上がりだったんですよ。『思ったところと違うところにドンッときた』と言いながら、大きなジェスチャーで番組を盛り上げていましたね」(芸能ライター)

 今や名実ともに「若手ナンバーワン女優」に上り詰めた広瀬をおおいに発奮させたのが、ある年下女優だというのだが……。

「浜辺美波ですよ。気の早い業界人の間では、若手の旬は広瀬から浜辺に移ったとの声が上がっていますね。7月スタートの連続ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)で横浜流星とW主演を務めることが発表されたばかり。浜辺にとって最大の強みは、数字を持っていること。先日、最終回を迎えた主演ドラマ『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日系)では全話平均が4.7%と、深夜帯の『土曜ナイトドラマ』枠で歴代最高の視聴率となりました」(ドラマ関係者)

 浜辺が味方につけたのは数字だけではないようだ。

「浜辺はスタッフ受けも抜群。現場でスタッフが疲れた様子を見せようものなら、わざわざ肩を揉みに来てくれるんです。私自身、初めて彼女と会ったあと、ものすごく達筆な字で書かれた礼状が送られてきて仰天しました。演技も上手だし、これで大ブレイクしないわけがありませんよ」(映画関係者)

 果たして、広瀬が「電流ビリビリシーン」まで披露したのは浜辺への対抗意識だったのだろうか……。いずれにしても両者のサービス合戦は今後もますます過熱しそうだ。

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