女優の広瀬すずが今夏放送予定のドラマ「桶狭間OKEHAZAMA〜織田信長〜（仮）」(フジテレビ系)に出演することが発表された。同ドラマは歌舞伎俳優・市川海老蔵の十三代目市川團十郎白猿襲名を記念して制作される。海老蔵が織田信長を演じ、広瀬すずは信長に嫁ぐ濃姫を演じるという。
「濃姫は美濃国の斎藤道三の娘で織田家と斎藤家が和議を結ぶにあたり、人質として信長に嫁入りした人物です。こう聞くとどこが聞いたことがあるかもしれません。濃姫はまたの名を『帰蝶』『胡蝶』といいます。現在、放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)で、川口春奈が演じている帰蝶と同一人物です」(週刊誌記者)
「麒麟がくる」では本来、沢尻エリカが演じる予定だったが、薬物問題の影響で降板。急遽、川口が起用された。突然の抜擢にもかかわらず川口の演技は好評で、主役の明智十兵衛よりも登場シーンが多いのではないかという回もあるほど。ここで広瀬すずが同じ役を演じるとなれば、“どちらの濃姫がいいか”と視聴者の注目を集めることは間違いない。
「広瀬の濃姫の写真が公開されましたが、それを見ると大人っぽい雰囲気です。川口の帰蝶ははつらつとした印象なので方向性がかなり違うようですね。バトルの結末がどうなるのか、非常に楽しみです」(前出・週刊誌記者)
ちなみに「麒麟がくる」で信長を演じているのは染谷将太。こちらも海老蔵と比較されるのは確実で、注目を集めそうだ。
