タモリが「ブラタモリ」ロケ中に遭遇した”レアな列車”とは?

 2月8日放送の「ブラタモリ」(NHK)でタモリがロケ中に貴重な列車を目撃し、話題になっている。

 この回は前回に引き続き、高知県の四万十川を訪れた。四万十川の秘密を探る道中、予土線の線路脇で撮影をしていると、横を列車が通過していく。タモリが「本数が少ない」と認める予土線で列車とまさかの遭遇。しかも、通過していったのは一風変わった車両だった。

「これは『鉄道ホビートレイン』という車両です。0系新幹線を模したボディが特徴。もちろん新幹線ではありません。それどころか電車でもない。ディーゼルエンジンで走る気動車なんです。四国には新幹線が走っていないため、鉄道ファンの間で話題になりますが、その時は必ず『新幹線はないけど、0系新幹線ならあるのが四国』と鉄道ホビートレインが取り上げられます。女性からも『かわいい』と評判です」(鉄道ライター)

 タモリと鉄道ホビートレイン、偶然の出会いに視聴者から「すごい偶然」「さすがタモさんは持ってるな」という声がSNSに寄せられている。実際のところ、それほどレアなのだろうか。

「鉄道ホビートレインは高知県窪川駅と愛媛県宇和島駅の間を1日2往復しています。これに加えて土、日、祝日は宇和島駅と近永駅の間を1往復します。ですので、とんでもなくレアかというとそうでもありません。新幹線のドクターイエローのほうがレアですね。運行時刻が公開されているので、制作スタッフがうまく遭遇するようにロケの時間をあわせたことも考えられます」(前出・鉄道ライター)

 とはいえ、引きの強さはさすが「タモリ電車クラブ」の会員番号1番でゴールド会員のタモリ。鉄道の神に愛されているということだろう。

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