俳優の西田敏行が、バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)のMCを11月22日の放送をもって降板すると発表した。この報道に対し、ドラマファンから心配の声があがっているという。
「西田といえば長年、米倉涼子主演の人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』に院長役として出演。しかし10月17日放送の第1話では、彼の役が東京地検に逮捕され、車椅子に乗せられて退場する展開となりました。今後、西田がどれだけ出演するか不明ですが、『ナイトスクープ』も降板したことで、ドラマファンからは『体調面による離脱ではないか』と心配する声が相次いでいます」(テレビ誌記者)
そんな中、10月22日の「東スポWEB」は、今回で「ドクターX」シリーズが最後になる可能性について報じている。米倉は、新シリーズを引き受ける代わりにある条件を出していたという。
「記事によると、米倉は10年に放送された自身の主演ドラマ『ナサケの女〜国税局査察官〜』(テレビ朝日系)の役柄が大好きで、その続編を制作するという条件で『ドクターX』を引き受けたそう。そのため今回で『ドクターX』は最後となり、『ナサケの女』シリーズをスタートさせる可能性もあるようです。また米倉は今回、これまでと同じレギュラー俳優たちとやることも強く望んだのだとか。それだけに今後、もし西田が体調不良などを理由に離脱するようなことがあれば、シリーズ完結に向けてさらに拍車がかかることになりそうです」(前出・テレビ誌記者)
西田演じる院長は、脇役ながら視聴者から非常に高い人気を集めるキャラクターである。そのため、今後の西田の動向は「ドクターX」ファンからも注目を集めそうだ。