テディベアに「赤飯かと思った」、舞の海の“ぶらり旅”が大反響

 日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」は、1992年に放送がスタートした長寿紀行番組。毎回、有名人やタレントが旅人となり、公共交通機関を使った旅ロケを行っている。2024年の最後の放送を飾ったのは大相撲元小結の舞の海秀平さん。相撲解説では見せないエキセントリックな言動に、毎回、ナレーターの俳優・小日向文世から猛ツッコミが入ることで知られている。

 12月21日放送回の舞台は都営大江戸線沿線。11月19日から明治神宮外苑で開催されているクリスマスマーケットからぶらり旅が始まった。会場に入ると舞の海さんは「へぇ~、こういうの知らなかったな」と感激。入口付近に設置されたクリスマスツリーを見つけると、「クリスマスって感じですね」と接近。てっぺんに飾られた大きなテディベアを指して「あれは熊ですかね」と述べて、下の部分に飾られた小さなピンク色のテディベアを見つけると、「これも可愛いっすね!ぱっと見、赤飯かなと思ったら…熊でしょうね」とコメントすると、ナレーターの小日向は「赤飯!?」と驚きの声をあげ、「もうお腹空いちゃったの?」と返していた。

 続いて、舞の海さんがクリスマスマーケットで実食したのは「2年連続クラムチャウダー選手権優勝」とPRしていたクラムチャウダー。屋台で受け取り、テーブルで口に入れると、「おいしい。わ~濃厚ですね」と至福の表情を浮かべ、スプーンで具をすくいながら「中にタマネギとか、あっ、これは貝ですね」と語ると、小日向は間髪入れず「クラムチャウダーですからね」とツッコミを入れていた。このやりとりに、SNSは《小日向さんのツッコミに笑ってしまった》《貝ですね…にジワジワきてる》などと大反響を呼んでいた。

「国立競技場駅にはじまり、六本木駅と麻布十番駅で途中下車して、人気のかき氷店などを訪問した舞の海さんですが、その次に途中下車したのは蔵前駅。両国国技館を通り越したことにも、ネット上では多くのツッコミコメントが寄せられていました。舞の海さんの登場回にしては、あまり食事シーンが見られなかったのですが、最後の最後にクリスマスマーケットに舞い戻ってホットチェリービアを飲み、ドイツ風の牛タンシチューとカツレツを爆食い。《いい食いっぷり》《舞の海の安定感》などと大好評で、小日向さんに『メリークリスマス』『よいお年を!』と告げて番組を締めくくっていました」(メディア誌ライター)

 番組を見逃してしまった方は「Tver」で舞の海・小日向コンビの“神回”をチェックしてほしい。

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